華麗なるササン王朝ー正倉院宝物の源流ー@天理ギャラリー
こんにちは。仙です。
今回は神田の天理ギャラリーで開催中の「華麗なるササン王朝ー正倉院宝物の源流ー」ですヾ(๑╹◡╹)ノ"。ちょっと写真がななめった(-_-;)
天理ギャラリーの展示はけっこう行ってますが、所蔵品がすばらしいものが多くていつも感心しています。「ここはいいもの持ってるなぁ( ̄▽ ̄)」的な。ていうか、奈良の天理参考館の所蔵か・・・多分すごく研究熱心な人が代々のコレクション担当なんだと思うd( ̄  ̄)。
今回の展示もとてもよかったです。毎年秋に奈良博で正倉院展やってますよね?今年ももちろんやるの。
正倉院の宝物の源流はササン朝系文化にたどりつくことが多いです。ササン朝といえばペルシア。今のイラン。当時の大先進国。日本や中国なんてメじゃないくらい。で、今回は天理参考館が所蔵するササン朝の遺宝を通じてその文化を紹介する展示です。
ちなみに係りのひとに尋ねたら撮影OKだったので写真載せてます。WEB掲載も許可していただきました。「変なのじゃなかったらいいですよーヽ(・∀・)」っていうことだったので。変じゃないよね?
ごあいさつ。
銀貨たくさん。とても純度が高く、しかもそれが時代が下っても下がることがなかったそうです。高信用度な硬貨。1ドラクマ=4g。
ガラスも中国だと偉い人しか持てなかったのがペルシアではお金を出せば買える的な位置づけだったみたい。ここらへんの保存状態はそこそこ。
でもガラスは土に埋もれると石化するから今見るとあんまり透明じゃないのも・・・
これはきれいだけど・・・使い道がわからん・・・
正倉院の白瑠璃椀はやっぱりすごいな。タイムマシンに乗ってきたような・・・(パネル展示)
振り向きざまに弓を射るポーズはパルティアン・ショット。
ササン朝では女性が男装して狩りをするのが流行ったそうです。何か萌え(*´ω`*)。ちなみに天理ギャラリーは男装カフェも(たしか)ある秋葉原まで徒歩圏内です・・・。
真っ赤なルビー。金の純度も高そう。
剣と刀装具もよいです。日本刀とはぜんぜん違うけど・・・
これは銀装の鉄兜。ササン朝の冑は日本にはこれ1つだそうです・・・。
ゾロアスター教では鳥は神聖な生き物です。
文書を封印する印章。貴石でつくってあるのが多いね。
ということでオススメです。
ここの所蔵品、東京の同種の展覧会に貸出されてるのをあまり見ないのでこの機会に見といてもいいんじゃないでしょうか?11月25日までです。
これ行きたい。行こうかな?行けるとしたら第三期。
誤解をまねくといけないので念のため書きますが、私は天理教信者ではないです。でもこんなエクスキューズ入れるのも変な話だよね・・・ごめんなさい(´・ω・`)。
んじゃ、また。