レオナルド×ミケランジェロ展@三菱一号館美術館
こんにちは。仙です。
何度も言うけど暑いですねーーーー!やっぱり夏苦手です(´・ω・`)。
そして結局この間のamazonプライムデーはセール中のkindle本+安くなってたkindle paperwhiteの買い換えのみという非常に堅くてつまらない買い物しかしませんでした(´・_・`)。自分の分別が何かちょっと寂しい( ̄▽ ̄)。
今回は三菱一号館美術館で開催中の「レオナルド×ミケランジェロ展」ですヾ(๑╹◡╹)ノ"。
ブロガー内覧会に参加させていただきましたので、今回掲載している写真は主催者様の許可をいただいて撮影しております。
この展覧会は「宿命のライバル」と呼ばれたレオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロ両者の作品を「顔貌」「人体表現」「肖像」等の8テーマに沿って対比する日本初の試みだそうです。
そんで、これ、とてもよかったですヽ(´▽`)/。
2人とも展覧会でフィーチャーされる回数はけっこう多いですが(私もその度にけっこう見に行く)、
「いいんだけど、メインの作品はこれだけなんだ・・・何か物足りないけど、仕方ないよね(´・ω・`)・・・作品の絶対数自体少ないだろうし、借りてくるのも大変そうだしな・・・」
みたいなことも多いですが、今回はそんなことないですヽ(*^ω^*)ノ。作品(大物含む)たくさんあります。しかも素描とか肖像とか好きな系統の作品がたくさんあるので私得な展示でした( ´ ▽ ` )ノ。よかったです。
この彫刻はふだんから撮影OKなやつです。
ミケランジェロの「十字架を持つキリスト(ジュスティアーニのキリスト)」。
この顔の黒い疵が原因で製作途中で放棄されてしまったそうです。売却されて様々な持ち主の手を転々として、近年に再発見されたみたい。こんな大きいの、持ってくるのすごく大変だよね。実際少しでも動かさずにすむように、1Fに展示してあります(普段SHOPになってるところ)。迫力あります。
でも2人とも大天才だよね。素描見てると天才っぷりがよくわかる。
レオナルド・ダ・ヴィンチは女の人が清楚でとても美しいと思う。女性との関係についてはいろいろ言われてますが。これは彼の「最も美しい」とされている素描。少女の頭部/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作。
ミケランジェロはやっぱり筋肉だよねd( ̄  ̄)。背を向けた男性裸体像。
レダと白鳥。ぶれちゃった・・・。
手前のほうがダ・ヴィンチにもとづく作品。もうひとつのほうがミケランジェロ。ご本人たちが描いた絵は伝わってませんが(ミケランジェロのほうはフランスで焼却されたんだって( ̄◇ ̄;))、オリジナルをもとにした作品が今回来てます。
そしてこの2人は宿命のライバルっていうことで、ヴェッキオ宮殿の壁画の競作から何から対立してたそうです。アンギアーリの戦い、去年富士美術館に来てましたよね。
いろいろ論争とかもしたみたいだけど、これは、ダ・ヴィンチのほうを誉めるべきな気がする(・ω・)ノ。23歳年下の気鋭の芸術家からキリキリにライバル視されるなんてよっぽどの天才です。
これはミケランジェロは彼との論争で、ダ・ヴィンチが製作予定だったブロンズを諸事情で完成させられなかったことについて
「あなたは物事をなしとげにくい人だ( *`ω´)」
と面と向かって罵倒したそうです・・・。自分もそうなので(あんな大天才ではないけど)、自分の欠点をあげつらわれてる気がしてえぐられる( ;∀;)。私は4月15日生まれ・・・ダ・ヴィンチと同じ誕生日。占いって頭から信じたりはしないけど、傾向としてはあるような気がするな。
肖像もあります。ダ・ヴィンチ(自画像)。
ミケランジェロ。2人とも我が強そう。当たり前か。
書簡とかソネットとかも素描に混じって展示されてます。
壁に名言集?も書いてある。
というわけで、なかなか盛りだくさんな楽しい展示でした。オススメです。丸の内の三菱一号館美術館で9月24日まで。夏休みにぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ。
んじゃまた。
次回予告:「ウィリアム・ブレイクと神の世界」 高崎市立美術館です。 どうしても行きたかったので行ってきました。高崎遠かった!暑かった!でも楽しかったです。