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cycle time

美術鑑賞ブログです。たまに旅行記とかお散歩の記録とかも書きます。思ったままを正直に。

特別展「江戸と北京ー18世紀の都市と暮らしー」@江戸東京博物館

展覧会@江戸東京博物館

こんにちは。仙です。
今回は江戸東京博物館で開催中の特別展「江戸と北京ー18世紀の都市と暮らしー」ですヾ(๑╹◡╹)ノ"。

イメージキャラクターは萌趣趣(モンチッチ)。グッズもいろいろあります。

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今回はとても興味のあるテーマだったのでブロガー内覧会に参加して写真を撮ってきました。なので、今回掲載した画像は博物館より特別な許可を得て写真撮影をしております。両国は基本自分の動線の範囲外なのでこうやって強いモチベーションを作らないと確実に期間を逃してしまうのです(´-ω-`)・・・。

最寄駅の両国駅を降りて吃驚。両国駅駅ナカがオシャレに変貌してる(・Д・)。ご存じでしたか?奥さん!!

www.jrtk.jp

両国って手頃なゴハンが食べられない場所だっていう印象だったので(国技館あるし、ちゃんこ屋さんとかお茶屋さんは多分豊富だと思うけど)うれしいです╰(*´︶`*)╯♡。

 

さて、展示です。

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今回の展示は18世紀を中心に、江戸と北京の成り立ちや生活、文化を展観し比較する、という趣旨だそうです。
目玉は絵巻3点(あんまりいい写真撮れなかった。画像を見たい方は公式へ)

  1. 江戸・日本橋の賑わいを描いた「熈代勝覧」
  2. 乾隆帝80歳の式典に沸く北京の町を描く「乾隆八旬万寿慶典図巻」
  3. 康熙帝60歳の式典を描いた「万寿盛典」

どれも細密な技術で魂込めて膨大な人物が描かれてる絵巻です。特に「熈代勝覧」は普段はベルリン国立アジア美術館に所蔵されてて実物をそんなに頻繁に見れません。もしかしたら今度来るときには若冲展のようにすごい混雑の中見なきゃいけなくなるかもd( ̄  ̄)。わかんないけど。今回は比較的空いててかぶりつきで見られるらしいのでこの機会にぜひ。

ちなみに「乾隆八旬万寿慶典図巻」「万寿盛典」を見るときの私の脳内には映画「ラストエンペラー」のテーマが流れる。二胡の入ってるバージョン。


Ryuichi Sakamoto - The Last Emperor

いや、絵巻に描かれてる清朝はまだ黄昏てない時代だけど・・・。

 

以下は心ひかれた展示の写真。

北京の庶民の暮らし。

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江戸の庶民の暮らし。

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北京の人々の子供への愛情。左下のは占いの道具。この箱をこどもに与えてはじめて手にしたものによってその子の将来を占う。梅花心易みたいなものかな。

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右の細かいのは科挙試験のためのカンペ。そこまでするか:(;゙゚'ω゚'):。あと、巻物って試験中に見づらいと思うけど、大丈夫?

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登科録。日本の試験の成績。いちばん上に遠山金四郎がいるの見える?

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女性の婚服。靴を見ると、中国の人と日本人は多分骨格が違うなと思う(幅が狭いんだよね)。

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雍正帝の礼服。

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手前の赤いのは窯変してるんだって。

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ケースに入った小さなフィギュアは蝉の抜け殻と木蓮の花の蕾で作ってるそうです。超絶技巧。左のはコオロギ飼育の道具ラストエンペラーの映画のラストシーンでもコオロギが印象的な使われ方をしてる。中国ではコオロギが愛されてるんだね。

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正陽門の鎮具。これを収めることによって木火土金水の五行のバランスを取って建物を守る。

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これは江戸のほう。鶉会(鶉の鳴き声や姿の優劣を競う遊び)と相撲の絵。

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個人的にはこの展示は親子連れに春休みに来てほしいお勉強案件かな。やっぱり文化や歴史って大事だよ。好き嫌い関係なく知っておくべきだと思います。多分今勉強しとくと将来絶対役立つ( ´ ▽ ` )。勤め先が中国企業の系列になることも無きにしもあらずだし、将来の同僚に中国系の人は普通にいるだろうし。
もちろんこどもだけでなく大人も文化や歴史を知るのは大事だよな。自分も歴史の本とか読むけど文章だけだと頭に入りづらい。こうして現物見る機会があるとすごいプラスなんじゃないのかな。

 

この展示を見てると、正直江戸と北京の2つの都市は接点あんまり無さげだし(´・ω・`)、ファン層というか訴えかける層があんまり被らない気がするんだよな。魅力の種類が違うの(・∀・)。だから多分この組み合わせの展示ってまたの機会に見る、っていうのは難しいと思う。

難しいことにチャレンジしてるとても意欲的な展覧会だと思います。皆さんぜひ見てみるとよいかと。江戸東京博物館で4月9日の日曜日までです。

 

じゃ、また。次は水曜かな?