この頃読んだ本&サントリー美術館新収蔵品 コレクターの眼 ヨーロッパ陶磁と世界のガラス@サントリー美術館
こんにちは。仙ですヽ(´▽`)/。
このごろ本を結構読んでます。経済ノンフィクション系のすごいエグイやつ( ̄▽ ̄)。このブログに来て下さる人には特にいらん情報だとは思いますがとりあえず寸評を。
まずこれ。売れてるらしい。著者はかなり昔に野村証券でえらくなった人だけど、手数料を稼ぐために強烈な回転売買に客をはめ込んだ手柄話を得々と語って悪びれない。
社内での強烈なパワハラの描写とかもあって、読んでて辛くなる・・・。でも赤裸々に書いてあるから読み物としては面白い。後半のオリンパス事件については自己弁護がきつくて面白さ半減してます。
次はこれ。住友銀行のイトマン事件内部告発者の手記。何か言いたくないことがあるらしくて回りくどい。ちょっと読みづらかったかな。
同じテーマならこっちのほうが面白かった。日経出身のライターさんが書いた本。
これはまだ途中だけど。
総評:どれも売れてるだけあってかなり面白い。興味あればオススメ。
イトマン関係ではけっこう美術の話も出てきます。マネロンの話d( ̄  ̄)。美術工芸品って、適正価格があってないようなものだから残念だけどそういうのと相性いいんだよね。すごい利用のされ方・・・。
個人的にはもし手元に巨万の富があって、美術品が買い放題でも、自分の好きなものを少しずつ買っていくのが幸せだと思う。例え値崩れしたとしても。このごろ海外市場は下げが来てるらしいけど・・・。
そんで、サントリー美術館で開催中の「サントリー美術館新収蔵品 コレクターの眼 ヨーロッパ陶磁と世界のガラス」にも行ってきました。
主に美術商の野依利之(のよりとしゆき)氏のヨーロッパ陶磁コレクションと、陶芸家の辻清明(つじせいめい)氏の世界のガラスコレクション。
審美眼のあるコレクターに買われて、きちんとした美術館に寄贈されてこうやって日の目を見れる幸せなコレクションたちです。よかったねぇ(´∇`) と言いたくなる。
今回は写真OKだったので撮ってみた。絞りと露出の勉強になったわ(╹◡╹)。
招き猫に見えた。オランダもの。
黄色と緑色が爽やかな一角。
ガラスの器はなかなか写真がきれいにとれない。
サントリー美術館の歴史も展示。昔は丸の内にあった。
いろんなタイプの美しい器たち。
グロテスク文ておもしろい。
染付の悪魔文。
珍しいのもあって楽しい展覧会です。興味ある方、ご予定合えば是非。3月12日まで。
んじゃまた。次は多分水曜日。