ダリ展@国立新美術館
こんにちは。仙です。
今回は国立新美術館にて開催中のダリ展に行ってきました( ´ ▽ ` )ノ。平日に行ったんですが、結構混んでた。老若男女がまんべんなく来てた。
ダリってまとまった数を見たのがはじめてだったんですが、とても上品で見やすかった気がする(・ω・)ノ。キャプション見ると、やっぱりいいとこのお坊ちゃまだったらしい。
ダリのシュールレアリスムって表現方法としてやってることで、メンタルにどうしようもない問題を抱えてるアーティストのひとたちの足下を揺さぶるように不安を煽る作品とは一線を画してるような気がするわ(´・_・`)。あとはめちゃくちゃデッサンが緻密で細密。全く崩れてない。
私が好きだったのは、
- 絵本の不思議の国のアリスの挿し絵。ポップで上品でとても美しかった。
- ジュエリーいろいろ。邪道だけど作品としてよりもはまってる宝石の大きさとクオリティにはぁはぁした。やばかった( ̄▽ ̄)。でっかいシェリー色のトパーズとかさぁ( ̄▽ ̄)。何これ。いくらなんだろうみたいな。見ててだんだんテンションが上がってきました。
- 若いときの作品。とくに肖像画。眼がこぼれるように大きなルイス・ブニュエルのやつとか。巻き髪の少女の後ろ姿とか。静物もほんとの静かさが伝わってくる感じで。
あとはシュールレアリズムつながり?でブニュエルとヒッチコックの映画も上映してた。どっちかっていえばダリとヒッチコックは強い奥さん繋がりかな?2人とも強烈な奥さんをお持ちです。でも天才にはあれくらいの奥さんでいいと思いますよd( ̄  ̄)。もちろん映像もおもしろかったよ。手のひらから蟻が湧いてこぼれてきたりとか。
そして奥さんのガラはダリのミューズなので第4章 ミューズとしてのガラでしっかりフィーチャーされてます。大作ポルト・リガトの聖母のマリア様もガラだよね?
大作過ぎて看板になってるよの図。
メイ・ウエストの部屋は撮影可だった。
横から見ると。
というわけで、充実してる展示でした。ダリがお好きならおすすめです( ̄▽ ̄)。12月12日まで。六本木アートナイトとかでお安く見れるかもしれないけど、自分的にはこれ以上混んでるのは勘弁なので、今みといて正解だったです。
やっぱり国立新美術館はビッグサイトと似て見えるよ。いや、機能的でいろいろできるのはいいことだよね。
んじゃ、またね。次は水曜日。