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美術鑑賞ブログです。たまに旅行記とかお散歩の記録とかも書きます。思ったままを正直に。

観音の里の祈りとくらし展Ⅱーびわ湖・長浜のホトケたちー@東京藝術大学大学美術館

こんにちは。仙です。

今回は、東京藝術大学大学美術館にて開催中の「観音の里の祈りとくらし展Ⅱーびわ湖・長浜のホトケたちー」に行ってきました。

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実はこれも内覧会で当選し、何となく応募して、そして行けるロケーションだから行こうかなくらいの気持ちだったんですが、行ってみたらすごかったです。圧巻です。行ったほうがいいです(≧∇≦)。

 

「観音の里から40のホトケたちが、東京にやってくる」というのがこの展覧会のキャッチ・フレーズみたいですが、この仏様たちは本当に長浜の人たちが村落共同体(惣)で長い間守ってきたものだそう(*・ω・)。

展覧会が終わっても長浜に行けばそこにおられますが、小さなお堂で(たぶん鍵をかけて)大事にしまってあるものなので、土地の人に都度連絡を取って開けてもらわないと見れない(ノ゚ο゚)ノ (ものが多い)のです。

それに地域の方はそれぞれお仕事とかあるだろうからいつもいらっしゃるとは限らないし、自分のために人の手をわずらわせるのは気が引けるし、40の仏様、自分じゃ多分見れない。それが今回は上野で1日で見れます。外国の美術館展は人気のことが多いですが、あれは現地に行けばまた一気見できるかもだけど、これは行っただけじゃ見れないもんな。多大な労力がプラスで必要d( ̄  ̄)。

 

そして仏様は、有名な仏師の作じゃないかもですが、穏やかで美しいお顔のものばかりです。普段はスマホで写真撮影してますが、今回は仏様に敬意を表して私のRICOH GRで撮影してきました。やっぱ画質が違うわ。

 

右の如来系立像はいも観音と呼ばれ、疱瘡に霊験あらたかだそう。

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千手観音さま。

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弁天様と聖観音様。

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こういうの他で見たことない。

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持国天さまと多聞天さま。手前に愛染明王さまも。

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地下の展示室では長浜での仏様の様子をVTRで流してた。はな(モデルの)が現地で仏様を見に行ってた。

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土地のひとの生活の様子を写した写真もあります。(人物写した写真は念のため被写体からはずしてます)

聖観音さまも多かった。そういえば7月10日は四万六千日ではないか(ノ゚ο゚)ノ 

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古文書もあるよ。保存状態がきれいで驚く。持ち主が貸し出してくれてそれも驚く。うちの遠縁も何かの古文書を持ってるらしいのですが、昔イヤな経験をしたらしく、「もう貸し出しは絶対しない(#゚Д゚)と言ってました。

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自分も古い土地の生まれだからわかるけど、とてもとてもとても大変なことが多かったはず( ̄▽ ̄)。たぶん今も進行形でいろいろあると思う。

今は村落での管理が困難になり、美術・博物館に寄託することもあるそう。そりゃそうだわ( ̄▽ ̄)。責められない。

でも、そんな条件のなかでも現在に至るまで信仰を集めている長浜の神仏はとてもお力をお持ちだと思います(-人-)。

もしこの展覧会を見てご興味をお持ちの方がいれば、ぜひ現地にも行って拝んだほうがいいと思います。そのほうが霊験あると思うd( ̄  ̄)。 

 

というわけで大変おすすめです。ぜひ。会期はあんまり長くないよ。8月7日まで。上野の藝大美術館です。同時開催は平櫛田中。同じチケットで入れます。

 

次は土曜かな。日曜かも。じゃ、またね。