東京藝術大学アフガニスタン特別企画展 バーミヤン大仏天井壁画~流出文化財とともに~&いま、被災地からー岩手・宮城・福島の美術と震災復興ー@東京藝術大学美術館
こんにちは。仙です。
若冲展終わったのでそろそろいいか、と思い上野に行ってきました。勤務先の人で若冲展の後半に行ってきた人がいて、話を聞いたら240分並んだそうです。恐ろしい( ̄▽ ̄)。
「本当に240分待ったんだよ。びっくりした(´・_・`)」と仰ってました。でも作品がすばらしかったので見てよかったそうです。めでたし(≧∇≦)。
さて、東京藝術大学美術館。
本当はバーミヤンの壁画だけを見てくるつもりだったんだけど、とても混んでいてゆっくり見れなかったので、ゆっくり見られる本館のほうの展示も見てきました。
バーミヤンのほうはすごい人数来てた。
週末だったし、東博から流れてきたのかな?入場無料ってのもあると思うけど。無料の魔力ってすごいd( ̄  ̄)。
展示は、みたい物は見れました。よかったです(・ω・)ノ。
いくつかは(レプリカかな?)実際触れるものもあったし。
さて、本館のほう。
結論としては、とてもよい展示でした( ´ ▽ ` )ノ。
やっぱり東北関連の作家や作品ということでキュレーションしてるので、いろんなジャンルのいろいろな作家の作品が雑多な感じで展示されてるんだけど、ずっと見てるとなんかちょっと統一されてるカラーも見えてくるな。
油絵とかは郷愁をさそったり、ヘビーな感じの作品も多いよ。彫刻はダイナミックな印象が。自分は抽象画が好きかな。明るい。カラッとしてるのう(⌒▽⌒)。
もちろん被災した美術品のレスキュー活動に関する展示もあるよ。公的な美術・博物館についてはほとんど成功してるけど、個人蔵のものはまだ避難区域にあるものもかなりあるらしい(´・_・`)・・・。
全体を通して自分が印象に残った作品
- 萬鐵五郎「地震の印象」波打つ地面が印象にのこる(・Д・)ノ。
- 高橋英吉「不動明王像」彼は1942年にガダルカナルに向かう船で拾った流木でこの像を彫ったそうです。小さい像です。隣には自作の彫刻刀がある。彫刻刀は正直木っ端に小さな金属片を指しただけに見える(´・_・`)。でも不動明王像は精巧でとても美しい作品になってます。もちろん戦死なさってるので最後の作品です。
この展示、とても空いててもったいないです(´・_・`)。
入場料も一般800円でいつもより安い(と思う)し、結構立派なパンフレットももらえるし、おすすめです(≧∇≦)。ぜひ。6月26日まで。
帰りは上野公園でさつきフェスティバルがやってた。どの出品作も見事な枝ぶり、花の付き具合。芸術だのう。
んじゃ、また。次回更新は日曜かな。