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特別展 黄金のアフガニスタン~守り抜かれたシルクロードの秘宝~@東京国立博物館 表慶館

こんにちは。仙です。
若冲平日でも容赦なく混んでるみたいですな(´・_・`)。
Twitterで240分待ちのプラカードをあげてる人をみました。なので私はもうあきらめました(´・_・`)・・・無理だよ、残念だけど・・・。


そんで、私と同じようにあきらめた人が周辺美術館に流れてるみたいですな( ̄▽ ̄)。この黄金のアフガニスタンカラヴァッジョ展。どちらもよい展覧会だよね(≧∇≦)ということで、今回は東京国立博物館 表慶館で開催中の「特別展 黄金のアフガニスタン~守り抜かれたシルクロードの秘宝~」です。

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表慶館はきれいなとこ。

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以前、西美のほうで黄金伝説展がやってましたが、こちらも負けず劣らず黄金伝説d( ̄  ̄)って感じだよ。もうすごい黄金。権力者はなぜ黄金に魅せられるのでしょうな。しょせん鉱物の一種に過ぎないのに(´・_・`)。美しいだからか・・・だよね・・・。
ほんとうにすごい。特にティリヤ・テペ~黄金の丘の出土品とか。貴石や半貴石のついた宝飾品や装身具が一目見たらわかる高い純度の黄金で作られてます(・ω・)ノ。

 

アフガニスタンって、なかなか毀誉褒貶の激しい土地柄のような気がしてましたが、時代をさかのぼってみると交易等で栄えた豊かな場所だったんですな(≧∇≦)
ソ連侵攻とそれに伴う内戦等でアフガニスタンの博物館は弾圧され(原理主義偶像崇拝禁止だから仏像とかはみんなアウトだし)甚大な被害を受けたのですが、職員さんは命がけで文化財を守ったそうです( ´ ▽ ` )ノ。隠し場所を家族にも言わなかったんだってさ。たとえ拷問されても。
長い間金庫に隠してあった文化財が内戦終結により日の目を見て、その復興支援のために企画されたのがこの展覧会とのこと。国際巡回してます。

 

アフガニスタン博物館入り口に掲げられたというメッセージ。
「自らの文化が生き続ける限り、その国は生きながらえる」
とてもよい言葉です( ´ ▽ ` )ノ。
経済はしょうがない、ダメなときもあるよ。見下されても次頑張ればいいよ。でも文化は、それぞれ常に敬意をもって接するべきだよね( ´ ▽ ` )ノ。
ということで、とてもよい展示です。お時間あればぜひ。6月19日までです。

 

日本にもいろんな文化があるよ。東博の常設は特に充実してます。

去年の冥途のみやげ展にあった。松園。

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精緻な木彫り。

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 美しい装束。

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洛中洛外図屏風

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黒電話もあった。エボナイトかな?

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じゃ、またね。