竹中工務店400年の夢ー時をきざむ建築の文化史ー@世田谷美術館
こんにちは。仙です。
ゴールデンウィークもおわりですな( ̄▽ ̄)。みなさん、充実したお休みをお過ごしでしたでしょうか?私はまあまあそれなりに。
というわけでやってきました世田谷美術館。
「竹中工務店400年の夢ー時をきざむ建築の文化史ー」が開催中です。
このタイトルをポスターで見て、この時期に来ようと思ってたんだよね。だってだって、GWでもあんまり混まなそうだから( ̄▽ ̄)。
案の定快適に見れたよ(≧∇≦)。
そんでけっこうおもしろい(≧∇≦)。個人的には。
基本的には「うち(竹中工務店さん)はこんな歴史があって、こんな建物を建ててきました。歴代のエース建築家はこんなひとたちで、あそこもここもうちが建てたんだよ。すごいでしょ?」っていうのがテーマなのかな。
いろいろ工夫が凝らした展示がしてあるよ。東京ドームの屋根が膨らむ過程のVTRが見れたり。
私がこの展示を見て感じたのはだいたいこんなことです。
- 宗教の集金能力ってすごい
- ひとはほめて育てるべき
- 昔の教育について
1はね、やっぱり大きな建築物の発注主は宗教が多いよなと(´・_・`)。時代をさかのぼればやっぱりお寺。近くは新宗教。宗教関係の建築物を展示から抜くと、多分ラインナップが段違いにショボくなる。世間の景気がよかろうが悪かろうが、宗教にはお金が集まるね・・・(´・_・`)悪いことではないですが。
本格的な上棟式のVTRもあったよ。白装束に身を包んだ棟梁が祝詞?を上げたりとか塩を撒いたりとかして興味深い( ̄▽ ̄)。面白いよな。
2はね、キャプションに「うちの建てた大阪の朝日新聞(たしか)がブルーノ・タウトに褒められた」って書いてあったから。確かにブルーノ・タウトはスターだけど、ほめ言葉、長いこと噛みしめてんな( ̄▽ ̄)と思って。きっとまだまだ味がするんだろうな(´・_・`)。支えになってるんだな。
ということで、人は積極的にほめていきましょう。
3はね、戦前だと学歴が二分してるなと思って。工業学校卒と帝大卒。昔と今は学制が違うからな。今思うほど学歴に差がないのかもしれません。
最後には写真可のコーナーもあったよ。神戸の竹中大工道具館の模型。
何かレスポンス何ちゃらみたいな新しい技術らしい。やってみると楽しい。動きに反応して映像や匂いが出る。
ヒノキの廊下。
外の砧公園は緑が濃くてきれいだよ。
ということで、建築好きな人にはおすすめ。講演会とかワークショップは楽しそうだよ。6月19日まで。
んじゃ、またね。