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美術鑑賞ブログです。たまに旅行記とかお散歩の記録とかも書きます。思ったままを正直に。

耽美・華麗・悪魔主義 谷崎潤一郎文学の着物を見る~アンティーク着物と挿絵の饗宴@弥生美術館

展覧会@ギャラリーその他

こんにちは。仙です。
今回も新規開拓ということで、弥生美術館で開催中の「耽美・華麗・悪魔主義 谷崎潤一郎文学の着物を見る~アンティーク着物と挿絵の饗宴」に行ってきました( ´ ▽ ` )ノ。

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行ってから気がついた。竹久夢二美術館が隣にあった( ̄▽ ̄)。

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鹿野琢見さんという弁護士さんがご自宅に作った美術館。
こういう成り立ちのところは好きだよ。よっぽどの熱意がないと自分ちには作んないよな。

 

入り口のところに喫茶店が。古きよきお店。

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3階まで展示室があるよ。古いけど、手をかけて維持してる感じで好感度高い施設だよ(≧∇≦)。

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展示内容もよかったな。
着物もきれいだった。銘仙とかアールヌーヴォー風のやつとか。見てるだけで楽しい( ´ ▽ ` )ノ。
自分は基本小説あんまり読まないけど(特に耽美系は苦手)、谷崎は昔教科書か何かで「陰影礼賛」「春琴抄」を読み、芸事のお稽古の描写が激しすぎて「春琴さま怖いよ(´・_・`)」と思った記憶が。
今回の展示では谷崎の代表作のストーリーがいろいろ(絵とかで)紹介されてて楽しいよ(⌒▽⌒)。それにプラスして女性の登場人物が場面場面で着てる着物をトルソーに着せて展示してます。
着物の良し悪しはわからないけど、なかなか斬新な柄合わせが多くて見てて楽しいよ。同じような、モダン着物っていうのかな?あれを着たお嬢さんたちも結構観客にいて目の保養d( ̄  ̄)。

 

でも、キャプションを読んだ中で一番印象的だったのは、痴人の愛のナオミが男物のインパネスコート(ホームズが着てたコート)を着て主人公のもとを訪れ、それを脱いだらすっぽんぽんだった場面だな。受ける\(^o^)/。絶対すごく寒いよね(´・_・`)。外ではちゃんと服を着て、家に入ってから脱げばいいのに(身もふたもないツッコミ)。こんなプレイにつきあったナオミちゃん、たぶん更年期が重かったんじゃないかな(´・_・`)。女性は体を冷やしたらいかんよ。
ちなみにトルソーにはコートに下に浴衣が着せてありました。

 

ということで、おもしろい展示だよ。お時間あれば是非。6月26日までやってるよ。

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竹久夢二美術館の方にも行きました。夢二さんは実はいろんな種類の仕事をしてらっしゃって驚きました。
いかにも「夢二」っぽい和服の女性より、こどもの絵本の挿絵みたいな作品の方が私は好きだな。主に洋服着てて、メルヘンチックで西洋風でかわいい。日本画よりいい意味でちょっと軽さがあるよ(・ω・)ノ。

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弥生美術館は3階が高畠華宵コーナー。耽美な作品を描かれる方です。

f:id:impatiens101:20160402153900j:plainこの画家さんのために鹿野さんが創設したというキャプションだったので、「どういう関係だろう(・・??」などと想像を逞しくしてたら、帰りの道すがら鹿野さんがこれも私費を投じて創ったこの碑を見て下衆な発想を反省(>_<)。

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太平洋戦争で戦死した東大医学部の同窓生を悼む碑です。(鹿野さんは東大卒)

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帰ってから弥生美術館について調べたら、やっぱり純粋に少年の日に華宵の絵に感銘を受け、その気持ちを原動力に作ったそうでσ(^_^;)。
昔の人はえらいひとが多いなぁ。

 

美術館の前の坂道は暗闇坂といいます。雰囲気にマッチしてますd( ̄  ̄)。

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んじゃ、またね。