フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展@六本木・森アーツセンターギャラリー
こんにちは。仙です。
六本木に用事があったので、こちら森アーツセンターギャラリーで開催中の「フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展」に行ってきました。
待ち時間の表示が。
平日の昼だったのでガラガラとは言わないまでも、まあまあ空いてて見やすい中で見られるだろうと思って行ったので大誤算(>_<)。
一瞬行く気が削がれたのでどこか別のところに行こうと思ったけど、チケット買ってあったし、気を取り直して入館してみました。
結果:そんなに待たなかったよ(≧∇≦)。
200円をケチろうと思って前売り券1400円を買っておいたのが勝因だと思う。
当日券売場はかなり列ができてたので。でも前売りレーン1つに対して当日券レーン(展望台チケットを含むらしい)は5つくらいに分かれてたので、そちらでもそんなには待たなかったかも。万一混んできたときのクレームよけ?よくわからん(´・_・`)。
実際入ってみてもそれほど激混みではなく、見やすかったです。
内容も、当時国として隆盛だったオランダのいろいろな画家の作品が見られてよかったです。風景画も肖像画も色使いがこっくりとして重厚感がある感じですd( ̄  ̄)。
フェルメールは上の看板の「水差しを持つ女」、レンブラントは「ベローナ」。
このポスターの絵。ベローナは戦いの女神だそう。2点とも女性の持つ柔らかな受容性が前面に出た、静かでかつ印象的なよい絵だと思います( ´ ▽ ` )ノ。
それにしてもこの美術館って、フェルメールとレンブラント両方ともこの1枚だけを見せてるんだよね。
仮に自分が学芸員だとして、このタイトルで展覧会をする、ってなったとしたら、フェルメールは無理にしてもレンブラントは小品や素描とか、必死で数を集めようとすると思うな。気がちっちゃいひとなので(´・_・`)。
こういう構成になってるってことは、この美術展の精髄がこの2点に結集してるっていう自信の顕れでしょうな( ̄▽ ̄)。自信があるっていいことだよ(・ω・)ノ。あとは観客との相性ってことだよね。そんなわけで、このメイン作品2点について事前学習の上で見に行くことをオススメします。
他にも、レンブラントの弟子のカレル・ファブリティウスの絵もよかったよ(^∇^)。レンブラントの色使いを若干淡い優しい感じにした肖像画って感じかな。日本人好みの透明感がある絵だよ。この人は若くして亡くなったそうで惜しいことです。
ということで、この時代のオランダの重厚な静物画・風景画・肖像画等が好きな方は見に行ってみたらいかがでしょうか?3月31日までです。
ヒルズから見える都会の景色は美しいな。
毎日こんな景色を見てたら、自信満々の人間になれるかもしれないな。
じゃ、また。