三井家のおひなさま@三井記念美術館
こんにちは。仙です。
今回は、三井記念美術館で開催中の「三井家のおひなさま」に来ました。
この企画展、毎年この季節にやってるよな( ̄▽ ̄)。でも来たのはこれがはじめてです。
こないだ、新橋のパナソニックミュージアムに行ったとき、ぐるっとパスを買ったのでこちらにも来てみたのです。もととらないといかんので(・ω・)ノ。反対にいうと、2ヶ所来ただけでもととれるなんてすごいよね(≧∇≦)。ぐるっとパス、2016版、利用施設増えてるといいな・・・
なぜ今までこの企画展にあまり足を運ばなかったかというと、リアルな人形があまり好きじゃないからです(´・_・`)。
だって怖いじゃん(>_<)。
子供の時にオカルト番組見過ぎたせいですかね。昔あったんだよね・・・
- いくら捨てても気がつくと家に帰ってくる人形とか、
- 夜中泣く人形の話とか、
- 髪が伸びる人形の話とか。「世にも奇妙な物語」とかだっけ。
でも、実際見てみると、この展覧会に集められたお人形さんたちはどれもとても美しくてかわいかったです(⌒▽⌒)。間違っても呪いとかはしなさそう。
よく考えると、こちらのお人形さんたちは一流の職人さんたちが精魂込めて作って、湯水のように手間をかけて大事に大事に受け継がれて来たしあわせな人形たちなので、呪いなんか発生する余地がない。ド庶民なんでその辺の加減がよくわからなかったよ(´・_・`)・・・。
私と同じく人形あまり好きじゃないひともいるかと思うんですが、見に行って損はしない展示だと思います。おすすめです(≧∇≦)。
キャプションには人形のもとの持ち主の、三井の奥様やお嬢様のことも書かれていて、エピソードと人形の感じが何となくシンクロするのもおもしろいです。私は高公夫人の鋹子さんのがいいかな。しゅっとしててちょっと変わってる感じの人形ですd( ̄  ̄)。
お人形ばかりでなく、ひな飾りのミニチュアの銀食器とかがぴかぴかに磨き抜かれてると、使用人のみなさんが一生懸命磨いたんだろうな、と思って、何ともいえない豊かさを感じます(⌒▽⌒)。銀製品ってどうしても黒くなりがちだから。
展示のなかで一番よかったお人形は平田郷陽作の市松人形「つぼみ」です。
この子を目にした人(主にご年配の方)は口々に「あらかわいい♥」と言ってました。美しくてちょっと垢抜けてすてきです。
平田さんは生き人形を作っていたということですが、表情もちょっと上気した感じで本当に生き生きしてます。
これは所謂「青い目の人形」(戦前日米関係が悪化したときに親善目的で贈られた人形)への答礼人形としてアメリカに贈られたものだそうですが、当時受け取ったアメリカの子供たちは多分びっくりしたと思うな( ̄  ̄)。美しすぎる。怖いくらいに(´・_・`)。
ということで、機会があればぜひぜひ。
4月3日までです。カフェの桜寿司とかもおいしそうでした。
次回は魯山人だそうです。
じゃ、またね。