開館55周年記念特別展 一休 とんち小僧の正体@五島美術館
こんにちは。仙です。
今回は、五島美術館で開催中の「開館55周年記念特別展 一休 とんち小僧の正体」です。
最寄駅・上野毛にあったポスター。
美術館前のポスター。ガラスの反射があるから駅のポスターのほうが写りがいいわ。
基本、五島美術館は好きな美術館なのです。規模もちょうどいいし、正直あんまり混んでなくて見やすいし。今回も楽しかったです(⌒▽⌒)。
ただ、今回はけっこう混んでました。講演会ある日だったからかな。ここは茶室とかあるし、着物をお召しの女性とかがたくさんいらっしゃいます。ご年配の方からお若い方まで。お茶の先生と生徒とかかな。いいご趣味ですな(⌒▽⌒)。
今回の内容は楽しかったですが、半分はお勉強としてみました。
一休さんて、フィクションでのキャラクターとしてもかなり頻繁に登場するから、正直どのエピソードが史実でどのエピソードが創作かよくわからんのです( ̄▽ ̄)。
でも今回、
- どうやら父親が後小松天皇らしい
- 世話してくれる女性と住んでたらしい
ことは史実なんだな、と思いました。後小松天皇御下賜の印箱とか硯がありました。
あとは今回、一休さん自賛の肖像とかもたくさんありました。梅花像とか墨斎とかの、いわゆる「一休像」のスタンダードになってるやつと大体同じような面差しで、これが実物ともまあまあ遠くない容姿なんだな、と思いました。
自筆の書とかもたくさんあったけど、どれも少し笑ったような表情のある筆跡でよかったよ。こんな字で印鑑作ったら運がよくなりそうな・・・って、説明わかりづらいよな。我ながら山師の発想だし( ̄▽ ̄)。
近世・現代になっても一休さんの人気は衰えず、浮世絵とかにも数多くでてきます。
そしてある程度年のいった人なら知ってるはず、東映動画のアニメ「一休さん」のセル画とかもありました。何か、この頃のアニメよりデッサンが上手い人が描いてる気がする(今はセルじゃなくてCGだと思うけど)。背景の襖の絵とかもきっちり描き込まれてる・・・と思ってよくよく考えると、この辺の時代だとアニメの動画とかも全部国内で作ってたんだろうな、という考えに行きついて、何か、いい時代だったんだな、と思ってしみじみしました(´・_・`)。
庭は秋になり、虫に刺される心配もあまりなくなりいい季節です。でも受付には相変わらずキンカンが置いてあるよ。
一休さんの顔ハメ看板がバルコニーに。いつ使うの?
秋はこんな感じに来てます(⌒▽⌒)。ススキ。
紅葉はきてるところでこの程度。まだまだ。本当は美術館のお向かいのお宅の樹が一番キレイに紅葉来てたけど、個人宅なので撮影は遠慮しました(´・_・`)。
天然記念物のこぶしはこんな感じで。
庭木はまだ緑が青々としてます。
秋の寂しさを絵にするとこんな感じかも(´・_・`)。
これは色づいてます。
ということで、庭を含めオススメです(⌒▽⌒)。
12月6日まで。会期終了までに紅葉はいい感じになるだろうか(´・_・`)。
じゃ、またね。