プラド美術館展ースペイン宮廷 美への情熱(2)@三菱一号館美術館
こんにちは。仙です。
昨日の続きです。ということで、
手前の「地上の楽園」は、ヤン・ブリューゲル2世の作品。この人はお父さんの作品を忠実に受け継いだ仕事をしてたみたい。未完成の絵を完成させたり、顧客の求めに応じて父の作風を完コピしたり。すごい画力あるのに、どんな気持ちだったろうな。
花にかこまれたスペイン王妃、マリアナ・デ・アウストリア。何か・・・緊張が顔に出てますな。でもお美しい。お疲れ様です。
座る女。どんな夢見てんのかな。
フランチェスコ・ソリメーナの自画像。やり手オーラが出てるな。
神話の絵って、こんな構図多いよな。
ゴヤのターム。いちばん手前が「トビアスと天使」。トビアスは孝行息子。ゴヤの宗教画って美しいですな。でも、ほんのりだけど異端の香りがします。
これもゴヤだよ。
ベラスケスだよ。
日本式広間にいる子どもたち。
奥は、聖ペテロの否認を描いてます。第一の弟子の立場なのに、彼はキリストを裏切りました。人間の弱さだな。
これはヒエロニムス・ボス。愚者の石の除去。人間の愚かさと愛嬌だね。
何だかんだ言って、奥のベラスケスの小さな風景画「ローマ、ヴィラ・メディチの庭園」が一番好きかな。常識人だな、自分は。
次の展覧会はオートクチュールみたいだよ。学芸員さんが言ってた。洋服は好きなので楽しみだ。その次はジュリア・マーガレット・キャメロンの写真展。これもいいよね。
プラド美術館展は美しい展覧会です。オススメです。来年の1月31日まで。是非お運びください。いつがすいてるかな・・・。やっぱり夜間がいいのかな。
じゃ、またね。