古代エジプト美術の世界 魔術と神秘@渋谷区立松濤美術館
こんにちは。仙です。
暑くもなく寒くもなくよい季節になりましたな。
今回は、渋谷区立松濤美術館で開催中の「古代エジプト美術の世界 魔術と神秘」に行ってきました。
そんで、これ、とてもよかったのでぜひおすすめしたいです(≧∇≦)。
こんな辺境のブログでオススメしても動員には影響でないとは思いますが。超超超!面白かったので、ぜひ(⌒▽⌒)。
エジプト美術って、毎年何処かしらで展覧会やってますよね。スフィンクスとかマスクとか。私もけっこう行くので、そうした目玉の展示は複数回見てると思うんですが、この展覧会はすべて日本初公開だそうです。すごい。
「魔術と神秘」がテーマだということで、展示物が独特のカラーで統一されてて、キャプションもすげー詳しい。オカルト色もそんなにないよ。怖くないし(⌒▽⌒)。ただ、やっぱりマニア向けな感じなのは否めないかな・・・(´・_・`)。でも面白い(≧∇≦)。
主な展示物は神像とかアミュレット(護符)です。レリーフとか棺とか、スフィンクスとかネックレスなんかもあるよ。あれ?もしかして他の展覧会とそんなに変わらないラインナップなのかも。でも、コレクションとキャプションに力があるんだよ(≧∇≦)!
いちばん印象強かったのは、ホルエムアケトの人型の棺かな。ホルエムアケトさんという死者(たぶん身分の高い人)のための人体を模したどでかい棺です。くりぬきのレバノン杉を使ってるらしい。オーラというか、威厳があります。世界的デザイナー、イヴ・サンローランの旧蔵品だったらしい。昔のオートクチュールデザイナーってお金持ちだったんだなあ。どういう気持ちでこの棺を買い入れたんだろう・・・(´・_・`)。
アミュレットのネックレスも美しくて印象的です。死者の復活を祈り、ともに埋葬されたものらしいですが、ターコイズの青とアミュレットのゴールドがとても美しいので、現代人からするともったいないと思ってしまうけど、それは傲慢というものなのでしょうな。ていうか、日本の古墳にも貴石の勾玉とかが副葬品になってたし。
※呪いの人形とかも確かにあるけど、キャプションによると呪いに使用しなかった分の人形なので、見て呪われるみたいなことはないです。
面白さが伝わったかどうかわかんないけど、とにかくオススメ(⌒▽⌒)なので、ぜひ。
入場料は500円だし(≧∇≦)。そのうえ渋谷区民は金曜無料デー。いいな。渋谷に住んでたら通うわー。会期はけっこう短め。11月23日までです。自分ももっかい行きたい。夕方に行ったから、ゆっくり見れなかったし。
写真コーナー。
ファラオみたいな衣装を着て写真を撮れるコーナーもあるよ。
何を着ても似合う美男美女の方はぜひどうぞ。
自分はちょっと・・・遠慮しときます。
じゃ、またね。