三蔵法師 玄奘 迷いつづけた人生の旅路@龍谷ミュージアム
こんにちは。仙です。
何だかんだでけっこう京都に行ってます。今回は、龍谷ミュージアムで開催中の「三蔵法師 玄奘 迷いつづけた人生の旅路」に行きました。
こんな感じの建物(全景を撮るのに道の向こうから撮った)面白いな。
近くから撮る。
いや、仏教関連の展示が同時期にやってたので、まとめて見とくかな。と。
この展示もよかったです。河鍋暁斎の西遊記図とかあるし。三蔵法師(玄奘)の人となりもよくわかります(⌒▽⌒)。
まあ、若いころは天竺に向けて旅してたのは普通に知ってますが、帰ってきてからは翻訳家としての活躍のほうが大きかったのも普通に考えてわかります。
彼も必ずしもパーフェクトな人だったわけではなく、けっこう狭量なことを人に言ってその機嫌を損ねてしまい、あとから謝った(謝れるところがすごいけど)みたいな真面目すぎる人がやりがちな失敗エピソードを見ると、ちょっと身近に感じます。薬師寺の玄奘三蔵像なんかもありますが、若くて溌剌としてる姿ではありません。ストイックな年配の男性、という風情のちょっと苦悩がにじんだ感じのお姿です。
でも、この展覧会で一番インパクトあった情報は、「沙悟浄が実はどハンサムだった」ということです。自分の中では若いころの岸部シローなのに!
ここのミュージアムは母体である東本願寺の向かいにあります。
正直手狭な印象もありますが(キャパよりやりたい展示内容のほうが大きくなっちゃってる感じはする)、よい展覧会でした。
そして、新疆ウイグル自治区のトルファン郊外にあるベゼクリク石窟寺院の復元展示は必見です!コの字型の回廊の全面に壁画が見えるんだよ(≧∇≦)。プロジェクションマッピングみたいな質感です(知らんけど)。
これはとてもよかったです!!
秋の京都に行かれる際は立ち寄ってみてください。歩き疲れた時の味方のカフェもあるし。
需要ないけどしばらく続いた奈良・京都編おわる。
次回からは通常営業です(`・ω・´)ゞ