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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

伝説の洋画家たち-二科100年展-その1@東京都美術館

こんにちは。仙です。

今回は、東京都美術館で開催中の「伝説の洋画家たち-二科100年展-」に行ってきました。

いや、実はですね、イベントで内覧会みたいな「二科100年展ナイト」というものがありまして、それに行ってきたのです。こういうものは、都合がつけば応募してますが、まぁ、当選したり落選したりです(´・_・`)。

今回は・・・ぎりぎりに応募しましたが、参加させていただきました(⌒▽⌒)っていうか、今回夏休みにもかかわらずこの展覧会が空いているという噂がちらほら・・・。写真OKだったのでたくさん載せますが、いつものしょぼいiphoneではなく、デジカメで撮りました。しょぼい写真をうっかり上げて、ほんの少しでも集客に悪影響になったらいやだし。※会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。

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二科展とは、二科会の主催する公募展のことだそうです。

私のように美術系のこととは無縁に生活してると、何か芸能人で絵が趣味の人が出してる展覧会くらいの認識だったのですが、本当に間口広くいろんな才能を受け入れてる団体みたいですね。Twitterで検索するとTLで「入選した(≧∇≦)」っていうTLがたくさん出てきました。

 

でも、今回は「伝説の洋画家たち」ってことで、初期のビッグネームたちの作品がたくさんあります。キャプションも丁寧で洋画壇の歴史の勉強になるよ(⌒▽⌒)。学生さんの美術館レポートとかにおすすめ。いろんな切り口で書けると思う。もう8月10日すぎたし。宿題は計画的に。

 

作品は・・・戦前がメインですかね。戦後も岡本太郎とかあります。

あくまで「二科展」っていうくくりなので、展示作品の中から自分の好みと会う作品を探すという姿勢が楽しむコツかな(⌒▽⌒)

じゃ、好きな作品(上手く撮れたやつ)の写真いきます。

中原實「モジリアニの美しき家婦」1923年 個人蔵 第10回出品です。透明感ある瑞々しい女性像。

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国枝金三「栴檀の木の家」1921年 大阪市立美術館 第8回出品。匂うような風景。

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岸田劉生「静物(湯呑と茶碗と林檎三つ)1917年 大阪新美術館建設準備室 第4回二科賞です。さすがだのう( ̄▽ ̄)

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小出楢重「帽子をかぶった自画像」1924年 ブリヂストン美術館 11回 これもメジャーだよね。

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藤田嗣治は版権管理がきちっとしてるらしくて撮影不可でした。

なので写真のほうを撮ってみた。藤田先生、二科会の余興にもきちんと参加してるし、会合も前列真ん中でしっかり馴染んでるのが何か意外(´・_・`)

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中川一政「春光」1915年 真鶴町中川一政美術館 第2回出品。書家のイメージが強いけど、洋画家としてもすばらしいです。

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あ、音声ガイドはfrom鑑定団 石坂浩二でした。まあ、聞きやすいよ。画家さんたちとの思い出を挿んだりして。適材適所という言葉がよぎります。

 

いったんこの辺で。つづきます。じゃ、またね。