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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

旧嵯峨御所大覚寺門跡 秩父宮御殿@京の夏の旅 その1 

こんにちは。仙です。

 

さて、京都でまるまる半日ちょっと時間があったので、どこに行こうか考えた挙句、嵐山のほうに行ってきました。京の夏の旅の特別公開で特別公開されている「旧嵯峨御所大覚寺門跡 秩父宮御殿」が見たかったので(⌒▽⌒)。f:id:impatiens101:20150720203401j:plain

本当は去年みたいにいろいろ回る定期観光バスに乗りたかったのですが(やっぱり限られた時間でいろんなとこに行くのにはベストなチョイス)、ちょっとでも遅れたら帰りの新幹線に間に合わなくなるのでここは安全策を取って、JRの嵯峨嵐山駅からレンタサイクルを借り、大覚寺および嵐山周辺を回りました。

感想:結構きつかった。嵐山って山だよ( ̄▽ ̄)。高低差が・・・暑いし(´・_・`)。

まず、一番の目的地の大覚寺に向かいました。

レンタサイクル屋のおじさんにマップをもらって10分くらい走った。けっこう近い。

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廊下です。基本仏様とか位牌とか以外は撮影OK。

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そんで、ここのお寺とっても美しくてよかったです。

大覚寺って、正直テレビの時代劇のテロップに名前がよく出てるイメージだったので(昔、夏休みの午前中にやってた暴れん坊将軍とか)、あんまりいいイメージなかったのですが(観光地だし、観光客でいっぱいで殺伐としてるのかと思った(´・_・`)

でも、秩父宮御殿があることからもわかるように、皇室とつながりが深くてとてもよいとても上品で美しいところでした。とってもよかったです。

せっかく写真いっぱい撮ったので載せときます。

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襖絵もよく手入れしてあってきれいだよ(≧∇≦)

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大沢池だって。思いの他きれいだし、何か神秘的です(≧∇≦)

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特別公開の秩父宮御殿は撮影NG

奥の建物がそうです。どこだかに結界があって、その一線を越えると写真が撮れないそうです(´・_・`)。結界外の撮影OKエリアに出てから撮りました。これならOK。

見学希望者が何人か溜まるとガイドさんが説明してくれます。

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「御殿」という名前なのでどんな豪華な部屋なのか妄想が広がりがちだと思いますが、小さなお部屋が3つ。でも、上品でかわいくて、とても美しいお部屋でした(≧∇≦)。特別公開はいろいろありますが、こちらに来てよかったです。

襖の花鳥画も西洋の匂いがしてやさしくてかわいいです(≧∇≦)。

一番手前の部屋は障子じゃなくてガラス戸がはまってます。レトロで明るくて優しい感じのする部屋です。

真ん中の部屋には貞明皇后ご下賜の壺(花瓶?)とかもあります。何だろう。アールヌーヴォーっぽくてこれもかわいかった。色使いもモノトーンで冴えてる感じ。とてもシャープな方なんだな、っていうのと、お子様に対する静かな愛情が伝わってきました。

一番奥の部屋は香道の道具と箪笥がありました。これも派手ではないけど超絶技巧でよかったよ。

 

ということで、とてもよかったです。

個人的には大変おすすめですが、派手さにはちょっと欠けるので、出かける前に自分が求めるものをよく考えておきましょう。

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ここに生け花の拠点があるそうです。

 

また明日。じゃあね。