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基本は美術鑑賞ブログです。たまに他の種類の記事もあります。「とりあえず正直に」がモットーです。

特別展錦絵誕生250年 フィラデルフィア美術館浮世絵名品展 春信一番写楽二番@三井記念美術館

こんにちは。仙です。
三井記念美術館で開催中の「特別展錦絵誕生250年 フィラデルフィア美術館浮世絵名品展 春信一番写楽二番」を見てきました(⌒▽⌒)。

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前から楽しみにしてたのに、気がついたら会期なかばに。これは急がないといけません(・ω・)ノ。今日も瑞々しいエントランスの竹です。・・・笹?

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三連休の初日なのでけっこう混んでた・・・。でも夏休みに入るので、これからは空くことはないかもしれないです( ̄▽ ̄)。わかんないけど。
ていうか、お年を召した方が多くいらっしゃってるので、あんまり休日とか関係ないかもしれないです。見づらいほどではないですが、人はどこにも満遍なくいます。

 

展示内容としては、展示室1と2は三井記念美術館所蔵の工芸品ー夏によせて」ということで、茶箱とか昆虫の自在置物とかがあります。夏らしくてかわいいよ。トンボとか。蝶とか。3室はいつもどおり茶道具。

 

浮世絵は4室から。いっぱいあります。
やっぱり春信多いですね。改めてがっつり見ると春信って、「フィラデルフィア美術館」とタイトルにあるとおり、アメリカ人好みっぽい絵が多い気がします。そういうチョイスなのか。
描かれてる人物の表情が屈託がなくて天真爛漫なのが多い気がします。線がくっきりしてて生命力強い感じが魅力的なのかな。
でも、中に数枚はいい感じに凄みのあるものもあり、「やつし芦葉達磨」とかよかったです。モノクロームの背景に花魁の紅い衣装が鮮やかで斬新でした(≧∇≦)。知らなかったけど、これは前期のみの展示なんですね。前期は20日まで。間に合ってよかった。

 

やっぱり美人画なら歌麿が好きです。とても整ってて可憐だけど、自然な表情があって鳥居清長とかの子供を描いた絵もいいよね。小さな子を愛情持って見守ってるのが伝わってきます(⌒▽⌒)。
葛飾北斎の作品もけっこうありますが、摺りが鮮やかなものばかりで見てて楽しいです。歌川広重も。風景も花鳥図も美しい。
渓斎 英泉とかはひねりの効いたキレキレの絵だな、と思いますが、人物の表情に甘さがないので、見ようによっちゃ意地悪そうにも感じます(´・_・`)。春信は爽やかさが魅力なのかな。

 

最後のターンには、珍しい上方の錦絵とかもあります。上方の絵師さんは他に生業があって余技でやってらした方が多いみたいです。役者さんの絵が多いですが、好きで描いてる感じが出ててこれはこれで楽しいです(・ω・)ノ

というわけで、楽しかったです。こういうの熱心に見てるとうっかりガラスが鼻息でくもるよね。お時間あればぜひどうぞ。

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次の蔵王権現と修験の秘宝も楽しみです。次々回は開館10周年記念Ⅱ、「三井家伝世の至宝」だそうです。こっちも面白そう。

 

次こそ泉屋博古館です。
今週は京都編をけっこう更新する予定です。じゃ、また。