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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

コレクション展 江戸のダンディズムー刀から印籠までー@根津美術館

こんにちは。仙です。
根津美術館で開催中の「コレクション展 江戸のダンディズムー刀から印籠までー」にいってきました。

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これ、平日の午後に行ったんですが、意外と混んでました( ̄▽ ̄)。こういうふわっとした題名で、しかも館蔵品展なので、普通なら平日はスカスカの入りだと思うんですが、なかなかどうして混んでます。ぜんぜん見づらくはないですが、まあまあ満遍なく人がいます。やっぱり刀剣がブームなんでしょうか(≧∇≦)

 

私が見たところ観客は以下の構成になってます。

  1. 刀剣女子(この名称でよいものか)3割 じ~っと熱心に見てます(^∇^)。
  2. 企画が面白かったから来たよ女子 3割 1より年齢層高め。楽しく見てます(⌒▽⌒)。
  3. 「ダンディズム」に反応したと思われるおじさま 2割 何かメモを取りながら、うなずきながら熱心に見てます( ̄▽ ̄)。
  4. 固定客 2割 地味で変わった企画も好きな層です。私はここの仲間です。(・ω・)ノ

こんな感じです。平日の館蔵品展なら4に2の層が少しプラスされたくらいの混み方なんですが。やっぱり刀剣ブームなのかもしれません。

以前は刀剣もキャプションなしで展示してたような気がするのですが、今はブームのおかげかなかなかフレンドリーにみどころ詳細を解説したパネルなんかを出してくれてます。興味深い( ̄▽ ̄)。
日本刀のムック本も本屋さんに積んであるよね。刀剣鑑賞と盆栽は今から地味にこつこつ習ってゆくゆくは趣味としたいので、この機会に勉強しようと思います。
刀剣女子のみなさん、ブームを作ってくれてありがとう(⌒▽⌒)。
いっそ彼女たちの誰かが刀鍛冶とかになってはくれまいか。どえらい美形キャラに擬人化できるような(又聞きだけど、そういうゲームなんだよね?)美しい名刀を作ってほしいな(・Д・)ノ。

なぜなら以前、大倉集古館でやってた刀剣の品評会を見てたら、入賞者の外国人の割合が思いの外高くてびっくりしたからです。「刀剣よお前もか。相撲みたいに外国人がトップをとるのか(´・_・`)」と思ってちょっと寂しかったので。品評会の審査基準とかわからんけど。新しい日本人のつくる名刀がみたいぞ。そのためにはこうやって裾野が広がるのはよいことだと思います(≧∇≦)。ゲームがきっかけでもね。

 

話がそれましたが、日本刀も印籠も素人目にもよいものだとわかる美しさでよかったですよ(⌒▽⌒)。そして日本刀の細工って、ちょっと厨二な心を刺激してくれるよね。倶利伽羅龍の浮き彫りとか。

今回は、北野天神縁起絵巻(根津本)もあります。ゆっくり見られるよ。

 

夏の庭園は緑が濃いよ。

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そして今回は茶室 弘仁亭・無事庵も公開してたので見せてもらってきました。今年最後だって。お茶会とかなら貸出もOKらしいよ(・ω・)ノ。

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というわけで、なかなか面白かったです。機会があれば是非どうぞ。7月20日までです。

じゃあ、またね。