特別展 鳥獣戯画 京都高野山の至宝@東京国立博物館平成館
こんにちは。仙です。
東京国立博物館平成館で開催中の「特別展 鳥獣戯画 京都高野山の至宝」に行ってきました。
初日です。仕事休んで行きました。
GWだもんね。混んでない訳がない。わかってはいたんだけど・・・休める日だったからさぁ・・・(´・_・`)。
今日見送ったとしたらいつなら空くかな?とよくよく考えたんですが、京都でやった時の噂を考えたら、快適に見られる日は多分来ないと考えました( ̄▽ ̄)。
とりあえず開館前に1時間ほど外で待ち(チケット調達済み)、鳥獣戯画は甲巻10分くらい、その他の巻も10分くらいだったので、まあまあ、妥協のしどころだったかな、と( ̄Д ̄)ノ。
とりあえず有益そうな情報(多分既出だけど)を書くと
- やっぱり暑い。男女問わず日傘が必要。並んでると「日傘お使いになる方~?」と職員さんが貸し日傘を配りに来てくれます。ありがたく受け取りましょう。(⌒▽⌒)
- テントでお水を配ってますが、列から外れると(一人だと)面倒なので自分で持って行った方がいいんじゃないかな。
- 混みすぎでみんな気が立ってます。ちょっとした小競り合いを数件みました・・・(´・_・`)
- 暇つぶしが必要。自分はポッドキャストを聞いてました。室内に入ってからなら文庫本もいいと思うけど、外ではまぶしすぎるのでキツかった。でもみんなけっこう本読んでました。目が強いんだね。 (・_・;
そんで鳥獣戯画、間近で見れました。みんな待ってるから立ち止まるな、早くしなさい、と追い立てられましたが、まあまあがっつり見ることができました。
やっぱり動物たちが本当にかわいく生き生き描かれていて楽しい絵巻物でした。
意外とキツネがかわいかったかな。(≧∇≦)表情が無邪気で。
蛙も葉っぱかぶったりして人間臭くてかわいい。
ウサギさんは意外とマッチョで図々しい印象でした(・ω・)ノ。
丙巻の人物戯画とかは、お坊さんと尼さんが首引き(向かい合って輪っかにした紐を首にかけて引っ張りあう)をしたり、子供たちが闘犬をしたりしていて、まるで現在のバラエティ番組のようでした。みんな何やってんの?( ̄▽ ̄)みたいな。なかなか欲望全開で面白かったです。
というわけで、やっぱり本物見れて楽しかったです。
後期も、できれば来たいな。やっぱり機会があれば本物みたい・・・ゆっくりはできなかったけど、細かいところは図録で見よう。詳しくは、WEBで!みたいな。詳細は、図録で! ( ̄Д ̄)ノ
あ、甲巻とその他の巻では、列が違います。私にはちょっとわかりづらかったので、並ぶときには間違わないように気をつけてね。
ほかにもいくつか、国宝とか重文とか来てます。
高山寺伝来の白描図とかもとても面白いです。神馬や子犬の像(これは上の写真にレプリカが写ってる)は均整のとれた美しい像です。ここらへんは特に待ち時間とかもないですし。
早くに母を亡くした明恵上人が母と慕った仏眼仏母像(国宝)とかも穏やかで大変調和のとれた美しい絵です。
「華厳宗祖師絵伝」(国宝)とかの絵巻物もよいです。義湘様という新羅のお坊様の、平たく言うとモテ人生を絵巻物にしてあります。(嘘です。本当は信仰の大切さだと思う。わかんないけど)托鉢先ですごいお金持ちの美女に惚れられて、女性は国に帰る義湘様を追って、海に身を投げて龍になり、難破しかかった彼の船を救い、新羅ではお寺を占領していた雑学の僧たちを石になって追い出して布教を助けます。献身的な・・・。とても美しい絵巻物です。(⌒▽⌒)
日本でも女性が龍や蛇に変身する物語がある気がしますが、東洋的なものなのかな?でも、ドラマチックでおもしろいです。
ということで、
- 鳥獣戯画ファンで
- 体力に自信のある方
なら、おすすめします!いつが見やすいかは・・・私にはわからないので、ご自分で判断してください(・ω・)ノ。twitterとかを参考にするといいんじゃないかな。
前の池?にウサギさんたちが。
桜は散っちゃったけど、けっこう木々がきれいです。
たんぽぽがたくさん咲いてる。
じゃ、またね。