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大英博物館展ー100のモノが語る世界の歴史@東京都美術館 その3

こんにちは。仙です。

大英博物館 最後の巻です。また書いておこう。

※会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。

 

ひととおり見ていくと、何となく感慨が湧いてきます。
人間って昔っからあんまり変わってない。
そして歴史は繰り返す。

 

たとえば、これ。
ラムセス2世像 紀元前1280年頃 エジプト、エレファンティネのクヌム神殿(大英博物館蔵)

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アウグストゥス帝の胸像 1ー40年 イタリア(大英博物館蔵)

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アメリカの選挙バッジ 1868ー1993年 アメリカ(大英博物館蔵)

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みんな美しい自分を前面に押し出して、人々にアピールしてます(≧∇≦)。
アウグストゥス帝は、かなり年を重ねても20代のときの美しい姿で多くの像を造らせたみたいです( ̄▽ ̄)。
時代が下ると写真とか発明されちゃったので、厚塗りして髪をカラーリングするくらいしかできなくなりますよね。レーガンは・・・多分チークとリップくらいはやってたよね(´・_・`)。責めてる訳ではありません。自分もある程度の年齢になってからこんなバッジになることになったら、リフトアップ手術のひとつくらいしたくなると思うし。

 

これもかな。
ベニン王国の飾り板(左からクロスボウを持つヨーロッパ人、オバとヨーロッパ人、火縄銃を持つヨーロッパ人) 1500ー1600年 ナイジェリア(大英博物館蔵)

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アフガニスタンの戦争柄絨毯 1980ー1989年 アフガニスタン大英博物館蔵)

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時代と地域もモノも違っても、何か似てるかも。ヨーロッパ人が悪魔のように見えたんだろうな。絨毯のほうの悪魔はロシア兵だそうです・・・。

最後のほうにクレカや充電器もありますが、これからいったい何が大英博物館に収蔵されていくのでしょう。皆をしあわせにしてくれるものであることを願います(・ω・)ノ。

 

ということで、全体的に大変面白い展示でした(⌒▽⌒)。
是非行かれてみてください。本家のイギリスは遠いし。

 

夜の美術館はキレイだな。

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んじゃ、またね!