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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

第5回展 白の世界ーインド、アフリカ、アフガニスタン、日本の衣装@岩立フォークテキスタイルミュージアム

こんにちは。仙です。
やっと仕事がちょっとだけ落ち着きました。くたびれた。疲労困憊です。
で、ようやく時間ができたので週末は美術館をハシゴしました。朝から晩まで。極端だなぁ、おい( ̄◇ ̄;)。


というわけで、1館目はとりあえず東急沿線シリーズで、自由が丘の岩立フォークテキスタイルミュージアムで開催中の「第5回展 白の世界ーインド、アフリカ、アフガニスタン、日本の衣装」に行ってきました。

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ここ、正直ビルの1室だけなので(ある程度の広さはあるよ)、こぢんまりしてるんですが、テキスタイルに絞った面白い展示をしてるので好きです。入場料も300円で頑張ってくれてるし(⌒▽⌒)。


こんな感じのところです。

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岩立広子さんの岩立ビル(自由が丘にビル持ってるってすごいよね)の3階です。

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今回の展示も興味深かったよ。
題名のとおり、いろんな地域の白い衣装orテキスタイルがところ狭しと並べられてます。まだ会期が始まったばかりだからかな?キャプションはあったりなかったり。ま、しょうがないよね*\(^o^)/*。
私が行ったときはたまたま係のおねーさんが常連さんらしき女性と展示品について熱く語ってたのでそれを盗み聞きし(聴こうとしなくても聞こえてくるんだもん)、だいぶ理解できました。常連さん、ありがとうm(_ _)m。

日本も含めて、いろんな地域のテキスタイルを展示してますが、こういう手仕事を見ると、どんな民族も基本的なポテンシャルに差ってないよな( ̄▽ ̄)と思います。


日本のものももちろんいいけど、インドも中央アジアもいいよ。インドでは牛糞を使って布を白く晒す方法があるらしいよ。

私が気に入ったのは

  • アフガニスタンヌーリスターン族が結束糸を縫い込んだ白いジャケット。すげー手間だな。パッチワークの手法にもあった気がするけど、こっちのほうがデザインがすてきです。
  • ニジェールトゥアレグ族の女性用衣装。ここの人は男性も露出を極力忌避する衣装で、ナウシカの風の谷の人たちの衣装のモデルになったらしいよ。女性用は比較的スタンダードなデザインだけど、藍が深い。(白を際立たせるために藍のテキスタイルも展示してるそうです←立ち聞き情報)。そして男性用をググってっみたら、まんまナウシカの色で超かっこよかった。ここに限らずベルベル人の系統の民族衣装はかっこいいです(≧∇≦)。彼らの容姿にも野性味と迫力があるしね。
  • イランチュガっていう上衣。ちょっと陣羽織みたいな形で、ウール地にピアノの鍵盤のような模様があるんですよ。キャプションにこの上衣を着た親子の後ろ姿(遊牧してるのかな?)を撮した写真があって、それがとてもよい写真でした。ニュース写真ぽかったからネットで拾えるだろうと思ったけど、検索しても出てこない・・・。勇気だして写真撮らせてもらえばよかった・・・。・°°・(>_<)・°°・。。

ということで、なかなかおすすめです。

お時間あれば、行かれてみてください。7月18日まで。

 

ここは出入り口とかもかわいく飾り付けてあるよ。こんな感じ。

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階段の踊り場もかわいくしてます。

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今週はネタあるのでがんばって更新します( ̄^ ̄)ゞ。またね!