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陸にあがった海軍-連合艦隊司令部日吉地下壕からみた太平洋戦争-@神奈川県立歴史博

こんにちは。仙です。

神奈川県立歴史博物館で開催中の「陸にあがった海軍-連合艦隊司令部日吉地下壕からみた太平洋戦争-」に行ってきました。横浜(最寄駅は馬車道)まで。

告知を見てぜひ行かなくては!と思いました。

すごい遠いのに。(私にとって横浜は遠い)

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いや、この類の展示、好きなんですよ。絶対見たい衝動にかられます。戦争映画戦記物の本とかも好き。終戦記念日近くになるとよくやってるドキュメンタリーとかも見ます。すべてが面白いわけではないのですが。そして、戦争は繰り返してはいけないな、平和がいいよな、ともちろん思っていますが。

ちなみに、江田島海上自衛隊第1術科学校(旧海軍兵学校跡地)呉の大和ミュージアムもちろん訪問済みです。

以前、ある占い師さんに「あなたの前世は米軍の海兵隊員。第二次大戦で戦死してます。」というマッチョな前世を言い渡されたことがあるのですが、やっぱり当たってるのかもしれません。

ちなみに、江田島のほうは日本美術好きにもオススメです。川端龍子山本五十六の肖像画がとても鮮烈でした。私の見た近代日本画の人物画としては今のところベストです。

まあ、アクセスが大変なので、万人にはオススメできないのですが、機会があれば是非。いろいろ考えさせられますし。

 

さて、ここの展示に戻ると、戦争画は少ないです。めぼしいのは堂本印象くらい。(戦艦大和の艦長室に飾られていた「大和守護神」)やっぱり保険料高いのかな。

どちらかと言えば、歯ブラシとか食器とか、洗面台なんかの日常を垣間見させる感じの展示品が多かったです。もちろん、タイトルにあるような「日吉に来た海軍とその施設」の章もありますよ。

それから、神風特攻隊の遺書とかもあります。キャプションによれば、機体トラブル等で生還されている方の資料が多いです。

全体として、バランスとれたよい展示だと思いますので、お近くの方はお子さんとかと出かけられてもいいんじゃないかな。3月22日までです。

ちなみに、海軍の黒歴史(だと思う)精神注入棒とかもあります。

実物見ると、超太くてでかい。

あれで味方を殴ったらいかんよ・・・恐怖で人を支配してもろくなことにならん。

 

神奈川県立歴史博物館はこんな感じ。

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やっぱり神奈川県。財政が潤沢な感じがします。立派です。

常設展もなかなか立派です。(写真撮れるけど、WebにあげるのはNGだそうです)

「横浜眞葛焼」という焼物がイキイキしてゴージャスでよかったな。

 

じゃ、またね。