文字の美ー工芸的な文字の世界@日本民芸館
こんにちは。仙です。
前回の続きで、日本民藝館で開催中の「文字の美ー工芸的な文字の世界」に行ってきました。
いや、3館ハシゴって、やるもんじゃないわ(; ̄O ̄)。疲れた。
でも、こういう書・・・でもないか、「文字を愛でる」みたいな展示は、(自分のように字に関する素養が乏しい人間にとっては)情報量があまりヘビーじゃなくて、意外と軽く見られるので疲れてるときにもけっこうおすすめだな(^◇^)。
この字、読めますか?「懲」だそうです。
言われてみれば( ̄◇ ̄;)。
うん、いろんな形の字が見れて、面白かったです。感想としては、
- やっぱりお経とか多いよね。かな文字だけで一生懸命お経を書いてる軸なんかを見ると、当たり前にいろんな字を書けるような教育が受けられた幸せを感じます( ´ ▽ ` )ノ。
- 文字を象った注連飾りとかはでっかくてゴージャス(≧∇≦)。
- グレゴリオ聖歌の楽譜は大変デコラティブで美しい。
- 石碑とかの拓本の文字はそれを書いた人の心があらわれてると思うよ。信仰心とか。幸せを願う心とか。
- やっぱり朝鮮の民藝は、文房具が好きだ。螺鈿の文字箱とかきれいだったよ(⌒▽⌒)。
そんな感じです。
他にもいろんな展示がありました。
- 「工芸作家たちの文字表現」では、意外とバーナード・リーチの陶磁がよかったな。
- 「紙の工芸」では、紙を細~~~く裂いて縒り、衣服を作ってるのに驚いたよ。(-_-;)汗とりとして着たりするみたい。いや、紙だから吸水力はあるだろうけど、下着としてはどうなのか。でも、昔の人ってそういうところきちんとしてるから、快適で洗濯もバッチリなんだろうな。他にも紙で作った衣服があったよ。どれも着やすそうだった。何たって軽いよね。多分。
民藝館の建物はいつも美しい(^∇^)。
椿も咲いてる。
西館は工事中だった。
後ろにあるのは何ちゃらという東大関連の建物だそうです。
というわけで、楽しい展示だったよ。
近くまでおいでの際、お財布に余裕があれば是非。入場料は、1100円。
3月22日まで。
じゃ、またね。