特別展 動物礼賛@根津美術館
こんにちは。仙です。
今回は前々回の続きです。
東博で仏像を見た後も鬱な気分にとりつかれていた(°_°)ので、何とかして振り払おうと思い、2館目として根津美術館の「動物礼賛」展に行ってきました。
すげー寒いうえに雨が降っててほとんど人がいなかった。見やすくていいけど、ちょっと寂しい(。-_-。)。
うーん、特別展のほうは、かわいかったよ(≧∇≦)。
仏の涅槃図に描かれた動物もかわいい。仁清の香炉とかも、太鼓と鶏がモチーフらしいけど、ロールケーキみたいでかわいかった。狩野宗信の麝香猫の絵とかもなんかファンタジーっぽい空気が。かわいいもの好きにおすすめ。
目玉の双羊尊はもともとここにあるものに加えて大英博物館からやってきてます。2体ともそっくりでかわいい。ふくよかな線に豊穣のよろこびを感じます。
他にも虎とか一角獣とかもあるよ。
そして食器になってるものは、たいがい「酒器です」とキャプションがあります。あれだ、青銅器に酒を入れると金属のにおいがつきそうなイメージがあるけど、それってうまいのか\(^o^)/?
そんで、これを「古代中国の青銅器」というくくりで捉えると、もとからここ根津はボリュームあるコレクションを持ってますよね。今回も2階で私たちを待ってくれてます。
2階の真ん中の部屋には百椿図がありました。
下の動物たちよりこちらの椿の絵のほうが生々しかったな(・Д・)ノ。作者は狩野山楽伝となってます。
椿をいろんなビッグネームがいろんな趣向であしらってるのを絵にしてるのです。林羅山とか徳川光圀とかが。籠に花の部分だけを詰め込んであったりとか。
生命力にあふれててちょっとエネルギーをもらいました(^◇^)。
最後の部屋の茶道具も趣向を凝らしていて面白かったよ。銀の釜とか。銀って、ぴかぴかに磨くのが大変そう・・・(; ̄O ̄)。
仁清のぶりぶり香合もあったよ。これって、名前がいいよね。
帰りはいつものように庭を見て、珍しくガラ空きのNEZU CAFEでホットアップルパイを食べました(⌒▽⌒)。自分にご褒美的な。ていうか、ドーピング?
おいしかったよ。あったかいパイにアイスがついてるところが。しみじみうまい。
冬の風景は寒々しいけど、それもまたよし。梅は蕾がちょっと来てました。
という訳で、次は3館目、日本民芸館です。
じゃ、またね。