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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

特別展みちのくの仏像@東京国立博物館 本館特別5室

こんにちは。仙です。
今回は東京国立博物館 本館特別5室で開催中の「特別展 みちのくの仏像」展に行ってきました。

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この日(木曜日)はお休みだったので、実は美術展めぐりをしてみました。1日に3館行った・・・行き過ぎ・・・σ(^_^;)。いや、ちょっと(かなり)鬱な出来事があったので、癒しを求めてひたすら巡り巡ってたのです( ̄◇ ̄;)。
そして結論:美術館を手当たり次第巡ってもあんまり癒しにならないよ。作品に力はもらえたりするけど。
でも、美術展巡りすると、必然的にかなりの距離を歩くことになるので、気持ちが塞ぐときには家でこもってるよりいいんじゃないかな。帰りにマッサージ寄って帰ったらけっこう浮上できた。よく眠れた。結果オーライ(^◇^)。

 

1館目はここ東博でやってるみちのくの仏像展。
何かわかんないけど、テレビでやったんだよね?
朝一から善男善女(主に年輩の方)が数多く訪れて、なかなかの盛況ぶり(; ̄O ̄)だな。もしかしてウィークディのほうが混んでるのかな?

思ったよりこじんまりしてましたが、主役オーラある仏様がたくさんいらっしゃってました。豪華な顔合わせです。オーシャンズ11みたいな(古いか)。
作品は、非常に端正なものと素朴なものに分かれると思います。素朴なのは、仏様に踏みつけられてる邪鬼がちょっと妙なかんじだったり、衣の線がちょっとぎこちなかったり。でも、やっぱり必要としている人々の祈りに応えて東北の地に降り立ったんだな、っていう感じは伝わってきて感動します(・Д・)ノ。


端正なほうの仏様は本当に威厳あってやさしいよね。
私はケヤキでできてる仏様が好きかな。ざらつく木肌に生命力を感じます。
一番すきなのは、天台寺聖観音菩薩立像です。前半身にノミの跡がくっきり残ってて、それはノミ音に功徳があるから、それを視覚であらわしたのだそうです。
何か見てて涙が出そうに。・°°・(>_<)・°°・。。すばらしいのう。
もちろん慈恩寺十二神将立像もよかったよ。慶派らしい眼光をしてます。

 

音声ガイドは薬師丸ひろ子さんがナビゲーター。
いい声だね。ほんとに。聞きやすいわ。ただ、料金は安めの400円なんだけど、電話の受話器形式なんだよね。あれは機械をずっと持ってなきゃなんないのがかったるい。あの機械は昔のやつの型落ちなのかな。普通のやつを選べないものか。

 

という訳で、とてもよい展覧会でした(⌒▽⌒)。
機会があればぜひ。

 

いつもどおり常設も見られるし。
昔の人はすごいな。水滴もすごく凝ってる。

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いろんな水滴を集めたミニ展覧会をやってました。

 

ふすま?の引き手の細工もよいね。

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国宝の刀が怪しい輝きを。

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白樺の皮で作ったのかな?

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帰りに上野公園の噴水のところのほとりに色とりどりのチューリップが。
公園協会っていうところがこれを作ったんだそうです。チューリップよ、お前たちは寒くないのか。気温がすごく低いうえに冷たい雨も降ってるのに。

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では、次は2館目です。またね( ´ ▽ ` )ノ。