東京駅 一〇〇年の記憶 東京駅開業百周年記念@東京ステーションギャラリー
こんにちは。仙です。
東京ステーションギャラリーで開催中の「東京駅 一〇〇年の記憶」展に行ってきました。
鉄道関係の展覧会って、楽しめないものもけっこうあったので、あんまり行かないようにしようと決心してたのですが(うっかり行ってネガティブな評価とか書いちゃったりするのもイヤ)、これは辰野金吾萌えにも楽しめそうな評判だったので、勇気を出して行ってきました。
それで、すごく楽しめました (^◇^)。
もしできるなら、ご家族で行くのが正しい楽しみ方な気がする。
何故なら、会場で、「丸の内 空中写真」(1947、1963、1989、2009バージョンがある)を見て、
「これこれ。昔の東京駅。京葉線のホームがここだったんだよお ♡」(ほんとに語尾にハートマークがついていた)
と、娘さんに本当にうれしそうに言ってるお父さんのを見たので。
美術館であんなにうれしそうに話す人を今まで見たことがないよ。
客層も老若男女満遍なく、みんな楽しそうでよかったです。
建築もそんなにツッこんだ展示じゃなかったけど、ドームの干支レリーフのレプリカとかもあったし、月の満ち欠けの意匠がさりげなく使ってあったりして、見てて楽しい。
あとは青焼きの設計図とかも綺麗だったよ。
青焼きって、修正液が使えないという恐ろしい( ̄◇ ̄;)話を聞いたことがあるんだけど、ほんとかな・・・?
だとしたら、あのサイズと細密さ兼ね備えた図案をミスなしで描きあげるって、昔の人ってすごかったんだね。
写真OKのジオラマもあったよ。都市って生き物だね。
2014年の丸の内。
1964年の丸の内。
1914年の丸の内。
これらの模型も写真OK。
大学生(院生?)の皆さんが一生懸命作ってくれたらしいよ。器用だね(^∇^)。自分だったら接着剤とかでぐちゃぐちゃに汚くしちゃうよ(´・_・`)。
あと、ニュース映像がたくさん見られるのがうれしい。特に大正時代のやつ。他ではあんまり見れないと思う。皇太子(昭和天皇)関連の映像が多いよ。はじめて見た。
そして駅の開業とか、節目節目の新聞記事がけっこうたくさん壁に貼ってあるよ。うっかり隅々まで読んじゃう。広告とか、寅さん映画が封切りだったり。
ひとつ目についたのが
「可愛い可愛い金太郎は松本幸四郎の長男で、○○座(ここ忘れた)で初舞台」っていう記事で、確かにかわいい男の子の写真がありました。この「子」って、多分今の松本幸四郎のそのまたお父さんだよね。大正時代の記事でした。ファンの方は探してみるといいかも。(暇だったらね)
帰りに駅のドームをまじまじと見たよ。
職人技ってすごいよね。
それじゃ、またね。