雪と月と花ー国宝「雪松図」と四季の草花ー@三井記念美術館
こんにちは。仙です。
三井記念美術館で開催中の「雪と月と花ー国宝『雪松図』と四季の草花」に行ってきました。
会期末(1月24日)に近くなってきたこともあって、&多分テレビでやってたこともあって結構混んでたよ。ロッカーが全部ふさがってる程度には。でも、ある程度の時刻になれば必ず出てくる人もいます。しばらく待てば開くのでご心配なく(・ω・)ノ。
そしてやっとこの美術館でちょっとフォトジェニックな場所を見つけたよo(^▽^)o。
もっと竹がフレームインすればいいんだけど、撮りかたの問題だね。次回はまたがんばります。
内容は、平たく言ってしまえば館蔵品展(+α)だと思いますが、国宝も重文もあります。たぶんこの何倍ものコレクションの中からセレクトしてるんだと思うけど、何となく一貫性があってすてきです。さすが三井家(≧∇≦)。
そのなかでは、やっぱりタイトルにある応挙の「雪松図屏風」がよかったな。じっとみていると本当に松の枝が雪の重みを受けているような。白地に雪の輝きが見て取れます。
そしてサイズがでっかいのがよかった。やっぱり図抜けたお金持ちには大きい美術品をコレクションしてほしいです。
ダイナミックでいいじゃん( ̄▽ ̄)。
普通の人にはそれを買う財力も維持するキャパも到底ないので。・・・いや、茶碗みたいに小さいものなら買えるかっていうとそれも微妙なんだけどね。
そしてその大きい作品をたまに見せてほしい。ということで、今回の展示はうれしいです。三井さん、ありがとう(^◇^)。
あとは三井鉱山から産出された大きくてクリアーな水晶玉が中央にはめこんである月宮殿蒔絵水晶台もよかったよ。何に使うのかはいまいちわかんないけど。
下の段にも月宮殿の蒔絵にマラカイトやフローライト(多分)が象嵌してあるので、スペースはあっても物を入れられない(斜めったり、やわらかいものだったら傷がつくだろうから)と思うから、まあ、おそらく置物的なものだよね。
この台に片手を載せて、お客さんに「ねえ君、この石もこの石も、うちの鉱山(やま)で取れたんだよ」とか蘊蓄を述べてみたい。気分いいかもしれない☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆。
あとは、かわいい蒔絵の茶道具とか茶箱とかもいろいろあったよ。ここの美術品のコレクションは基本、男性がセレクトしてるんだと思うけど、このあたりには女性の持ち物もあります。このなかでは、紫陽花蒔絵茶箱がよかったな。かわいくて、すっきりぱっきりした雰囲気が好きです。持ち主の列さん(何代目の奥様だっけ・・・?)とは気があいそうです(⌒▽⌒)。
他にも、折に触れて展示されてる国宝「志野茶碗 銘卯花墻」とかもあります。
絵もいいのがあるよ。
すべての作品に雪月花のどれかが描かれていて、華やかで美しい展示です。
年の初めに見るのにはふさわしいのではないでしょうか?おすすめです。
じゃ、またね。