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美術鑑賞ブログです。たまに旅行記とかお散歩の記録とかも書きます。思ったままを正直に。

フェルディナンド・ホドラー展@国立西洋美術館

三が日からこんにちは(^◇^)。仙@まだ冬休み中です。

国立西洋美術館で開催されている「日本・スイス国交樹立150周年記念 フェルディナンド・ホドラー展」に行ってきました。

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写真て、雑に撮ると曲がるよね(><)


ちなみにこの展覧会の会期は、1月12日までです。
10月からやっていたにもかかわらず、なぜ会期末近くになってしまったかというと、年末年始の他が混みそうなときのために温存しておいたから。だって、何時でも割と混雑しなさそうだなと思って。(関係者の方、多分見てないと思うけどごめんなさい(>_<)。好き嫌い分かれそうな展示だな、ということで。)

でも、行ってみたら思ってたより混んでたよ。意外。
そんで、チューリヒ展での初見の印象(何かいろんな意味でアウトな感じ)と違って、けっこう普通な感じの絵が多いです。意外。
プロフィールを見て、ホドラーの生涯をすごく孤独で悲惨なものだと思ってたんだけど、意外とリア充なひとでした。(妻とか愛人とか頻繁に入れ替わってる。説明読んだだけじゃわかりゃしねえ)意外。
ということで、意外な展覧会でした(≧∇≦)。


私はどの展覧会でも画家の描く自画像に心ひかれるのですが、ホドラーは若いときから強情そう。どんなに不幸な境遇でもまったく打ちひしがれてない。それが晩年になるといい感じに軽さが加わるんだよね。
女性の絵も若いときからいろいろ描いてるけど、ほとんどの絵が無表情なのに、晩年の愛人のヴァランティーヌさんの肖像が笑顔だった。笑顔の人物が彼の絵にでてくるなんて、びっくりした。いい人生送ったんだな、と思ったよ。年若いヴァランティーヌさんに先立たれてしまうのはお気の毒ですが・・・。


初期の風景画とかはきれいでさわやかで、どんな人が見ても美しいと思えるんじゃないかな。タッチが変わってきたユングフラウ山とかも面白いです。
大きいサイズの人物画は、何だろう、人物に動きが感じられない。浮世絵か歌舞伎みたいに人物が見栄を切ってる感じだな。そこがよいバランスを作ってるんじゃないだろうか(・ω・)ノ。


人物画は細部を見ていくとなかなか異様な感じもする。両手を広げた、女性モデルがよくしてるポーズは宇宙人と交信してるような感じがする。背景に芥子の花が咲き乱れていたりする。この風景はどこだろう?地獄かもね。この世に生きている人たちではないみたい。

 

というわけで、けっこう楽しめると思います。
上野で何か見たいな、って気分のときには行ってみてもいいんじゃないでしょうか?

地獄の門はいつ見ても美しいしな。

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次回はグエルチーノ展です。
早割チケット買ったから行きます!早割って、安いんだね!!
じゃ、またね。