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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

天才陶工 仁阿弥道八~のびのびと、まじめに~@サントリー美術館

こんにちは。仙です。
サントリー美術館で開催中の「天才陶工 仁阿弥道八~のびのびと、まじめに~」を見てきました。

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クリスマスを過ぎると、館内のディスプレイがお正月仕様に。

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やっぱり年末って、美術館は早めにお休みになりますね。27日に行ったんですけど、他にチョイスがあんまりなかったよ(´・_・`)。
でも、それほど混雑してなかった。I am lucky(^◇^)です。

 

それで、この展示、なかなかよかったです。
ていうか、かわいい作品が多かった(≧∇≦)。


仁阿弥道八さんて、写実の名手ですよね。二章に「仁阿弥の茶道具と「写し」の技量」という題がありますが、高麗茶碗でも、デルフトでも、形や輪郭だけでなく、エッセンスを上手く写し取ってあります。見てて感心する。
その技量がいちばんよく出てるのが、置物や炉蓋だと思います。猿とかウサギとか、いろんな動物がイキイキとかわいく立体になっててかわいい。すてき。
色絵竹隠和尚坐像等もあるけど、これも和尚さんが今にも動き出しそうでとてもすばらしいです。しかも、ちょっと垢抜けた感じの造形です。例えるなら、チェコ人形アニメに出てくるお人形のよう。やっぱり色のバランス的にヨーロッパの陶器の影響を受けてるのかな?とてもかわいい。

 

また、不勉強で知らなかったのですが、道八さんて、現在まで続いてるお名前なんですね。現在9代目。
名前を見ると、多分歴代ではじめて女性の道八さんです。いくつか作品の展示もありますが、言われてみれば、女性らしいやさしい作品かもしれないです(・ω・)ノ。
がんばって技を伝えていってほしいです。

というわけで、2014年の締めくくりにふさわしい楽しい展示でした。
機会があれば、ぜひ見に行ってみてね☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆。

 

今年は1年間、このブログを何とか続けられてよかったです。ありがとうございました。
よいお年を(^O^)!