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基本は美術鑑賞ブログです。たまに他の種類の記事もあります。「とりあえず正直に」がモットーです。

誰が袖図ー描かれたきものー@根津美術館

こんにちは。仙です。


根津美術館で開催中の「誰が袖図ー描かれたきものー」に行ってきました。

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青山のオサレな場所にある美術館ですよね。いつも音声ガイドを聞くと、最初のガイダンスで「初代根津嘉一郎の遺言でここ南青山の地に建設しました」的なことが流れますが、その遺言、実現できちゃうのがすごいなと思います(; ̄O ̄)。

 

さて、秋はいろんな展覧会が開催されてますが、その中で自分がここに来たいな、と思ったのは、誰が袖図が好きだから。(ひねりのない理由) 
いろんな展覧会とかで(特にここ根津とか出光とかで)1枚ずつ見ることはありますが、なかなかまとめては見られなかったので。

誰が袖図とは、「衣桁や屏風にたくさんの衣装を掛け並べた様子を描く(出品目録より)」図だそうです。こういう構図って、正直決まりきったものだけど、その分想像の余地があって見てて楽しい。

妄想癖あるタイプのひとにはたまらないかと。

文箱や香合とか、描かれてるものはほとんど同じなんだけど、ほんのちょっとの違いから、そこに住んでる人の生活が伝わってきて、見てて楽しいんだよ。(力説&ちょっとゲスな趣味かもしれない・・・(^^;;)


その部屋に住んでる人が、
・どんな人間なのか、家族構成はどうか(子どもの着物が掛かってたり)
・どんな趣味なのか、派手好きか、地味なひとか
・何がその人の喜びか、悲しみか
そんな複雑なことも、この図から伝わってくるような気がするよ。

いや、妄想だけどね。(^◇^;)
たぶん見る人によって、伝わってくる、想像する内容は違うよね。焚いている香がどんな香りかとか、文箱の中の文に何が書いてあるかとか。想像が広がるよね。
あんまり絵画鑑賞っぽくないことを書いてしまいましたが、絵としてみても大変よいと思います。何しろ美しいし。端正だよ。

 

そして、誰が袖図は数が少ないらしく、3点しかありません。
でも、他にも色々といいのがあるよ。

1.宮川長春の美人図
この人の浮世絵肉筆画が大好きだ。 o(^▽^)o
すっとしてきれいな美人さんなんだよね。都会的なお顔です。
2.高尾太夫吉原通船図 歌川広重
この高尾太夫も超美人だよ!(これしか言わないのか)現代でもじゅうぶん通じるお顔です。
自分が今までに見た浮世絵の中でNo.1の器量かもしれない。 \(^o^)/
3.洛中洛外図屏風
保存状態最高の洛中洛外図屏風が見られるよ!本当に昨日描いたように美しいです。箔押しの金色が艶やかでキラキラしてる。鮮やかな色が印象的です。
4.竹田宮家寄贈の十二単
音声ガイドを聞くと、十二単の着方を順番に説明してくれるんだけど、いろいろと自分の知識に間違いがあったことが発覚。うまく説明できないので、興味ある方は展示を見てね。でも、あれを着て動けるってすごいなあ。自分だったら転んでばっかで移動できないや。 ヽ(´o`;

 

上階では、館蔵の名椀20撰をやってたよ。
すごいな。いい茶碗もってんなー。と思いながら見ました。見応えあり。
野々村仁清の色絵と、雨漏堅手茶碗が好きだ!

 

そして今回はいい天気だったこともあって、庭の人口密度が高かった!!行ってから気がついたけど、ここの紅葉とってもきれいだね。
いろんな公園で秋を探してきましたが、ここが完成形かもしれません。
みんな写真撮るわ撮るわ。あっちでもこっちでもカシャカシャシャッター音が響いてました。( ̄▽ ̄)

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負けずに撮りました。光の処理が微妙だね。勉強したほうがいいわ。でも素材がいいからきれいだよ。見事だね。 ♪───O(≧∇≦)O────♪

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見頃です。

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またね。