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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

[生誕120年記念]デザイナー芹沢銈介の世界展@日本橋髙島屋8階ホール

こんにちは。予告通り今回は日本橋高島屋で開催中の[生誕120年記念]デザイナー芹沢銈介の世界展です。

 

写真を載せようかと思ったのですが、内部はもちろん撮影禁止ですし、会場前の看板等も人が多すぎて撮影を断念しました(笑)。ので、髙島屋エントランスのディスプレイを1枚。「民藝展」ということで、この期間はいろんな催しをやってます。

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入場料は800円です。でも、カードを持ってる人は半額だったり、株主だったら無料だったりするので(他にもいろいろあった。5000円以上の買い物した人は無料だったり・・・確か)、心当たりの人は準備していきましょう。
私はどれにも該当しないので800円出しました・・・なんとなく残念・・・
ちなみに昔高島屋ポイントカードを作ろうとしたこともあったのですが、店員さんにこれ超ポイントたまりづらくてあんまりお得じゃないからやめた方がいいですよー(意訳。これをオブラート5枚くらいに包んだ感じで)」と言われたことがあります。何て正直なんだ!!と感動してもちろん止めました(笑)。たぶん年会費ありのカードに誘導したかったのかな?でもクレカは間に合ってるしな。閑話休題

そして肝心の展示の内容はというと、とてもよかったです。芹沢さんて、何て言うか明るいひとだなーと思います。色も造形もなにもかもが陰と陽で言うところの陽の気にあふれてます。もちろん作品のみについての印象ですが。
日本の美術品とか工芸品って、明るい作品にもどこかにひとつまみだけ悲哀というか切なさが・・・というのが多いと思うのですが、そんな暗さが欠片も見えないのが魅力だと思います。
デザインもいろんなモチーフがあって、太陽とかも面白いし、秋に木々の葉が落ちる様さえ楽しげな感じにあふれてます。

飾り文字とかもよいです。他の作品にも言えることだと思うのですが、何て言うか、祝福があるよね家に置いとくとそこが明るくなる感じのパワーのある作品です。民藝って、そういう要素も大事だと思います。

琉球や世界各国の美術工芸品をフィーチャーした部分も面白いですよ(^^)

そして、物販も盛大です。催事にもなってるので。切子のガラスとか倉敷緞通とか、国内のモノが多かったかな・・・国内モノは日本民藝館のショップより充実してるかも・・・。
そしてそして、「民藝展」ということで色んな催しもやってるみたいです。私が行ったときは瀬戸の・・・何だろう・・・なかなかのイケメンが講演っぽいのをやってて、満員の女性たちで熱気がありました。
9月23日(火)までみたいなので、急げ!なのですが、お時間があればいかがでしょうか?

私はまだ物足りなかったので、自由が丘の岩立フォークテキスタイルミュージアムというところにも行ってパキスタンの手仕事を見てきました。
そう、私はおいしいものを食べるとそればっかりハマり喰するタイプです。いい本を読むと作家買いしてみるタイプです。裏切られることの方が多いですが。

ということで、誰も待ってないとは思いますが、以下次回。またね。