カンタと刺子ーベンガル地方と東北地方の針仕事@日本民藝館(2)
昨日の続き。
反対に東北地方の刺子から感じるのは祈りです。
子供が健やかにそだつように、働きに(戦いに?)
ずっと見ているとその抑えた色の美しさが輝きをもって伝わってき
そして、その祈りは天に届く・・・かもしれません。
以前に私の家族から聞いた昔話です。
戦争末期、東京で大空襲があったとき、
刺子が家族を手元に帰してくれた・・・なんか電波な話に聞こえたらすみません。
でも、
さんざん手仕事に心を動かされましたが、そこが現代人の弱さ。
だってぶきっちょなんだもん。自分。
ちなみに今号の冊子「民芸」の特集はカンタ。
そうそう、今回は朝鮮時代の文房具の展示もよかったですよ。鼈甲貼りの小さな箱とか、鮫革貼りの小さな箱とか。箱がかわいかったです。
そして今回は西館(旧柳宗悦亭)の公開日でした。
以下戯れに撮ったスナップです。陰から見た図。
庭。(本当の庭は撮影できません。庭のかけら。)
またね!