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泥象 鈴木治の世界「使う陶」から「観る陶」そして「詠む陶」へ@東京ステーションギャラリー

曇天の東京駅。

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東京ステーションギャラリーで開催中の「泥象 鈴木治の世界『使う陶』から『観る陶』そして『詠む陶』へ」に行ってきました。

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入場料は900円です。
この金額っていいですよね。1000円で券を買って、100円お釣り。その100円でロッカーに荷物を入れて展示室に行けるので、うっかり直前に100円玉を使っちゃってロッカーを使えなくなる悲劇が防げます。

こちらは「何かよさそうだから」という軽い気持ちでいったのですが、思いの外よかったです。
「泥象」というオブジェに分類されるような作品が主なのですが、私は花生とか小盒とか実用的な意味のあるものがいいと思ったな。

以下が印象的だったもの
1.最初期の壷や花瓶
非常に力強さを感じます。何だろう・・・戦争が終わって、その鬱屈をぶつけてるのかな。
2.仮名や数字のシリーズ
奥まった小部屋にまとめて展示されてたのですが、仮名(かたかな、ひらがな)や数字を表面に散りばめた作品たちです。かわいいです。量産すれば商業的にも成功したんじゃないかな。
3.三角のオブジェ
「走れ三角」っていう名前だったかな。ほんとに三角が走ってます。ユーモラスでかわいい。
4.小盒各種
最晩年の作品ですね。動物モチーフのものが多くて、高齢の方独特の飄々としたユーモアを感じます。虎のモチーフとかかわいいよ!!

というわけで、こちらもけっこうオススメです
感想とかは書きづらいので、夏休みの宿題の題材にはなりにくいと思いますが、一見の価値あり。ということで、暑い日に涼みがてら行ってみてはどうでしょうか?
おまけ。ミュージアムショップ。鉄道グッズがけっこう充実。

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次はどこに行こうかな。

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じゃあね!!