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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

京の夏の旅① しょうざん峰玉亭

さて、美術館巡りの旅をしようと思い日程を組んだのですが、

一番無理がないのが火・水・木曜日だったため、MIHO MUSEUMに水曜の朝一、木曜に大原美術館をあててみました。MIHOのロケーションからして、前泊は京都。京都の博物館は祝日の後なのであいてないから、今年は建築メインっぽい「京の夏の旅」にするか!ということで、京都に行きました。
折しも急に気温が上がったので、予想は36℃。なので、定期観光バス(京の花街島原の文化とお屋敷めぐり)に乗りました。ちょっと・・・元気に出歩くの・・・無理。
9,000円なので、「高いなvv」と思わなくもないのですが、効率よく回れるし、バスで座れるので悪くない選択だと思います。
客層は、やっぱり団塊より上の世代の方がほとんどで、それより下の年代だとアウェイ感を感じますが、逆に言えば体力に不安があってもOKなので、けっこうおすすめです。何かあったらガイドさんを頼れるし。
ただ、このバス、満席でした。火曜日だし、空いてると思ってたのに!このコース、人気あるのね・・・。

はじめは、しょうざん峰玉亭です。
ここは、しょうざんリゾートの松山さん(松山を訓読みして、しょうざん)のもちもので、昭和30年代に出来うる限りの贅を尽くして建てられたものだそうです。
確かにすごい建築です・・・・。天井はこんな感じ。

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栖鳳の間。竹内栖鳳の軸です。

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撮影していいそうなので、iphoneで撮りました。写真下手でごめんなさい。
丸山応挙の襖絵。↓下手な写真・・・

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伊藤若沖だそうです。落款はないので、断定はできないみたいですが。

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何か・・・すごかったです。
しょうざんリゾートっていうのは、もともとは呉服屋さんだそうで、ここにお客様をお連れして、反物とかを見せたんだそうです。想像を絶する世界です。
先祖代々関東人の庶民な私は、こんなところに着物屋さんに連れてこられたら、と想像しただけで恐怖で震えます。(買わずには帰れなそう)
でも、こうやって建物とお庭も見せていただけてうれしいです。しょうざんさん、ありがとう。

見学を終えたら別棟でお昼です。味は・・・普通かな。
量は高齢者向け?で少な目なので食べやすいです。

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京の夏の旅② しょうざん庭園に続く。