国立新美術館で開催中の、オルセー美術館展に行ってきました。
先週から2週連続です。先週はサントリー美術館から歩こうとして迷ってしまいましたが、今回は大江戸線六本木駅7番出口からこの道↓↓↓を通って行きました。
途中にあった地図を見るとサントリーとも近いんだよね。我ながら何で迷うのか謎。
大きい看板。隣にバレエ・リュス。
オルセーとバレエ・リュスだと並びが美しいですよね。↓
おフランスな感じ?やっぱり今週にバレエ・リュスを持ってくればよかったかも。
さて、オルセー美術館展。あれ・・・いつかもやってませんでしたっけ?もしかしたら来たかもしれませんが、記録をとっておく習慣がなかったので、おぼえてません(^_^;)。ストレスかかるとけっこういろいろ忘れちゃいます。
逆に新鮮な気持ちで楽しめました。
あと、開幕して早々に訪れたのですが、すでに結構混んでいました。私は混雑が苦手なので、他の人から見れば混んでるってほどでもないかもしれませんが、自分としてはちょっとストレスのかかる感じの混み具合です。そして音声ガイドのあるところで人が溜まる・・・。ガイドを嫌う人がいるのもわかります。(自分も借りちゃうけど)
そうそう、書いておきたいことが。
ポスター見てて気づいたんですが、高校生と大学生の無料観覧日があるみたいです。特に高校生は夏休み前半でそこそこ長いので、是非その期間に行ったほうが。
そして学生以外は、その期間を外したほうがいいかもしれません・・・。
私は頑張って早々に行ってよかったです。
いろいろと書いてきましたが、要するに早めに行かれることをオススメします。ということです。
会期自体は長いけど、よい絵がけっこう来てますし、みんな印象派好きだから、後半は混みそうかな?と思います。早め早めの行動が吉かも。
さて、全体の印象です。やっぱりさすがオルセーで、印象派のいい絵がたくさん来てます。見てて安心感があります。
やっぱりいいよね。ドガとかセザンヌとか。
そして新美術館の照明って、ちょっと特徴ないですか?
白の勝った感じの絵は、ほんのり温かい感じになって、ほわっとして細部までよく見えるように思います。気のせいかな?そして、色使いが複雑で色調が濃い感じの絵にはあまり合ってないような・・・。
たとえばモネの「アパルトマンの一隅」とか。中央に小さな男の子が描かれてるのですが、目がちょっと黒くつぶれて見えて、周囲から「ホラーだ!!怖い!!」という声が漏れてました。
私も右から見てみるとホラーな光景に見えましたが、左に移って改めて見ると、ふつうにキレイでかわいい男の子でした。もしかすると光の強さの加減かも。
この照明に合っていて、一番感銘をうけたのは、ジュール・ブルトンの「落穂拾いの女たちの召集」です。三日月に照らされた女性たちの顔が、本当に月の光に照らされてるようにほんのり発光して見えて、とても美しかったです。
さてさて、まだまだ書きたいことがあるので後編に続きます。