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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

キトラ古墳壁画@東京国立博物館

毎日すごい混雑が続いているという評判のキトラ古墳壁画に行ってきました。

5月2日の金曜日の夜間開館なら、ぎりぎりに行けば待ち時間が少なくてすむかな、という予想で行ってみたのですが、いやぁ、甘かったですvv

入館まで外で並んで40分まち、中で壁画鑑賞まで30分待ちでした。足が痛いです。まったく座れないし。でも、夜間なので日焼けは免れたし、暑くもなかったので、そこは正解だったかな。昼間に並ぶ方には、きちんと水分補給と紫外線対策をおすすめします。

そしてそんなにまでして入った割にゆっくり見れません(涙)。人は後から後から流れてくるし係員さんの進みながら見ろアナウンスもひっきりなしだし。でも、白虎も玄武も朱雀も力が漲っている絵でとても美しく、やっぱり見てよかったな、と思いました。最初の複製陶板をまじまじと見たときは、なんだこれか・・・・あんなに並んだのに・・・来るんじゃなかった・・・と思って、暗い気持ちになったのですが、さすがに本物は違いました。見た後に出口から出るときにはすっかり気分良くなっていました。

他の出土遺物とかもなかなかよかったです。剣の複製とか、琥珀玉とか。そんなに点数はありませんが。

また、今回は、音声ガイドが300円でした。安いし、音声ガイド自体が好きなので、もちろん借りてみました。ただ、これがイヤホン型ではなかったのです・・・本体から音が出て、それを耳にくっつけて聞く、という方式です。

感想としてはひとつ。重いよ。(汗)

何分もずっと手で耳にガイド機をあてておくのって、疲れます。長電話みたい。電話だったら、自分でも喋るからちょっと気が紛れますが、ガイド機に相槌とか打ってたら変な人だし。
ガイドの内容は、悪くはありません。賛否両論ある、タレントさんのナレーションではなく、よい声のナレーターさんが詳しい解説をしてくれます。玄武の亀と白虎の虎でキトラっていう名前なんだな、とかいろいろ知識も入りますし。ただ、やっぱり疲れます。イヤホンのほうがいいです。
おひとり様で見に来た方は借りてもよいかもです。館内での行列に並んでる間、手持ち無沙汰なので。説明のパネルとかはすぐ読めちゃうし、館内でまさか携帯いじるわけにはいかないし、本当にすることないので、詳しい説明をリピートしてお勉強するのも、なかなか有意義なのではないでしょうか。
でもまあ、親しい人や家族と来てて、会話を楽しめるなら、正直・・・必要ない・・・かも・・・

グッズはキトラ古墳の所在地である奈良の明日香村にちなんで、奈良の特産品が目を引きました。かやふきんとか。使いやすいよね。Tシャツとかも、かわいかったですよ。

ということで、多少は待っても見る価値はあるんじゃないでしょうか。ということで、私の結論としたいと思います。
うろ覚えなのですが、そのうち明日香村に関連施設ができるみたいなので、是非行ってみたいです。神社とかも行ってみたいところがあるし。明日香村、面白いところです。