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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

ザ・ビューティフル

ザ・ビューティフル(2月1日の記録です)

The Beautifulという名前だけあって、

とても美しい展示でした。きれいなものたくさん見れるって、いいよな。
この三菱一号館という建物にもとてもよく合ってるスタイリッシュでよい企画だと思います。
あと、肩こらなくて気軽に見れるのも私としてはポイント高いです。

好きな点
・モデルとモデルの着てる洋服がすてき。ふんわりしてて着やすそうだし。洋服すきなので、見ててテンション上がります。アクセサリーも実用に耐える感じのものが多かったです。ブローチとかレプリカがほしいと思います。
インテリアもいいけど、素敵だけどいまいち使いづらそうなんだよな。銀のポットとか、熱湯いれたりしたら熱くて持てなさそう。椅子とかも座りづらそう。ああいうのは全部身の回りのことを執事やメイドさんがやってくれる人が持つものなんだろうな。
D.Y.キャメロン夫人の写真
この人知らなかったのですが、モデルさんを非常にきれいに、雰囲気を殺さずに撮ってるのですきです。
キャプションにあった「娘夫婦にプレゼントされたカメラで撮り始めた」のがカメラをはじめたきっかけ、っていうエピソードがお金持ちの道楽っぽくて優雅です。こういうのは見てて楽しいです。豊かな気持ちになれます。
エドワード・バーン・ジョーンズ
このひとの作品は好きです。
大きな刺繍の下絵もいいし、上でも書いたようにブローチとか室内履きのデザイン画もかわいい
でも、ちょっとよくよく見ると怖いような・・・刺繍下絵の中のアモル(天使)は何を踏んづけているんだろう?鳩?
・ホイッスラー
エッチングがいっぱいありました。
輪転花火の絵はとてもよい絵ですが、ずっと見てると、論争になったラスキンさんの気持ちもわかるかもしれないです。ちょっと引っかかるというか。いや、何となく・・・

あんまり良くなかった点
音声ガイドを借りたのですが、監修のスティーブン・キャロウェイさんが本人の声で語っているところに、日本語訳をナレーターさんがかぶせているのが気になります。テレビの再現VTRみたいでちょっと貧乏くさいし、聞いてて気が散ります。せっかくだから英語のほうを聞こうとしても日本語が邪魔します。
本人の語りと日本語訳のトラックを分けてくれないかな?難しいかな・・・

そして、三菱一号には売ってなかったので、帰りに出光で東京駅周辺美術館共通券をかいました。
たとえばここはプロパーで入場料が1600円ですが、共通券だとブリジストンとか出光、三井記念、ステーションギャラリーあたりの5館が1回ずつ行けて3000円、お得です。年内有効だし。
やった!がんばって使います!!